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2017年8月18日 (金)

IOTA余話とILLW

デンマーク、OZ、の本を取り上げたついでに、前から気になっているIOTAの島リストのことを書いてしまいます。そういっても、勧進元のRSGBでは、今後はディレクトリー、島リストを変更するつもりがないということですから、何の役にも立たない繰り言です。
SOTAの場合は、サミットとして登録できるかどうか、数値による基準があるので、明確です。IOTAの場合は、数値は何もなく、たぶん横並びの比較などから、勧進元が海図、地図などを見て、決めているので、どうしてもあいまいなところが残ります。
一つは、島、半島、大陸沿岸などに点在する沿岸の島のグループ分け、もう一つは、群島ではない単独の島の扱いです。
デンマークのユトランド半島部分については、同半島東部およびフュン島グループ、EU-172、半島西部グループ、EU-125、半島北部グループ、EU-171、の三つのレファレンスがあります。
勧進元のおひざ元のグレート・ブリテン島の場合は、イングランド、スコットランド、ウェールズの三地域があり、DXCCで別エンティティーなので、沿岸の島も3つのグループに分かれています。
ニューギニア島の東部、パプア・ニューギニア国の沿岸の島は、北、東、南の三つに分かれています。
それに対して、グレート・ブリテン島より少し大きい本州の沿岸の島は一つのレファレンスしかありません。横並びからは、東(1、2エリア)、西(3、4エリア)、北(7、9、0エリア)くらいに分かれてもおかしくないと思います。
 
単独の島として気になるのは佐渡島です。これについては、5年前に記事を書きました。
RSGBも、リストが群島中心なのを意識しているようで、ルールのB.2.3 には、”Groups consisting of a single island are relatively few and are mainly reserved for ‘large islands’ or ‘remote islands.’  「単独の島が一つのグループとなるものは比較的少なく、主に『大きい島』または『遠隔な島』に〔限り〕適用される。」とあります。一昨日の記事に書いたロッコール島などは典型的な例でしょう。
佐渡の場合は、それほど遠隔ではありませんが、大きさはかなりあり、壱岐・対馬、隠岐諸島が独立なのとの横並びで、別のレファレンスになってもおかしくないように感じます。本州からの最短距離は、隠岐諸島よりも少し近いですが、大きな差はありません。また、仔細に見ると、佐渡の周辺にも小さい島は点在していて、「諸島」、「群島」の名はないものの、グループと見ることも可能です。
38881035_org_s           二ツ亀島、佐渡島、弾崎近傍。
          Futatsugame Island off the coast of Sado Island, near Hajiki Saki.
 
ところで、明日、19日の0000UTCから20日の2400UTCまで、世界中の灯台と灯台船から一斉にオンエアして交信するイベント、ILLW、が開かれます。

このところのバンドのコンディションでは、遠くとの交信は望めませんが、オーストラリアに60局弱の参加登録がありますし、マレーシアから、アングサ(Angsa)島灯台の9M4LHAなど7局、近場の台湾から1局、BV1EJの登録があります。英国などでは、WWFFと兼ねた運用もあるようです。お時間のある方はワッチしてみてください。
38911817_org_s
          佐渡島の北端、弾埼灯台。 Hajiki Saki Lighthouse, Sado Island, Niigata.

2017年8月 8日 (火)

JAFFアワード一周年 First Anniversary of JAFF Award

JAFF、日本フローラ・ファウナ・アマチュア無線アワード・プログラムは、昨年の8月8日にスタートしました。
今日はちょうど一周年に当たります。
 
目覚ましい成長とはいえず、いくつか課題もありますが、WWFFとともに、多くの方々のサポートのおかげで、おおむね順調に運営されたといえると思います。
引き続きより多くの方々の参加、アワード申請が期待されます。
 
WWFFサイトからハンター36位までのランキングの表を取り出してみました。
Jaff_top_ops_20708081_s
 
トップのハンターのスコアが1年でここまで伸びるとは予想しませんでした。
今日もアクティベーションにまわられているJA7GAX局の移動運用によるところが大きいことは明らかです。
この機会に特に感謝したいと思います。
 
The JAFF award program was launched on August 8 last year and it is its first anniversary day today. Many thanks to the supporters.

2017年8月 2日 (水)

JAFFレファレンスの統計 Statistics of JAFF References

WWFF、ワールド・ワイド・フローラ・ファウナ、のホームページには様々な機能が備わっていますが、その "DERECTORY" のプルダウン・メニューで "STATISTICS" を選ぶと、今までに運用があったレファレンスについて、主な項目の統計を見ることができます。
今度の週末にJA7IC局がJAFF-0004, 磐梯朝日国立公園(磐梯)からフィールド・デーに参加される予定ですが、今までに他の局によるアクティベーションもあり、JAFFのレファレンスの中では最も交信数が多いのではないかと思われたので、この際、本日現在の統計を見てみました。
実際には、JAFF-0209、千葉県立九十九里自然公園が 1,478交信、ユニーク局数 1,340局で一番多くなっていましたが、ここは固定局からの参加があるという特殊なケースなので、それ以外で、ユニーク局数が500局以上のものをユニーク局数の順に並べてみました。
    ナンバー    レファレンス名            回数 交信数 ユニーク局
1  JAFF-0004  磐梯朝日(磐梯)             15    1,655    1,141
2  JAFF-0110  暑寒別天売焼尻(天売焼尻)  2     1,390       837
3  JAFF-0074  北長門海岸                 4        896       737
4  JAFF-0009  富士箱根伊豆(富士)          26       908       695
5  JAFF-0017  日光                                 10       789       644
6  JAFF-0092  慶良間諸島                       12       774       580
 
局数が多くなるためには、回数(日数でカウントされていると思われます)、オペレーターの技量、熱意、コンディション、IOTA、JCC/G、その他の付加価値の有無、コンテスト参加の有無など、様々な要因があるので、これだけからでは、ほんとうにWWFF/JAFFを追いかけている局の需要をどの程度充たしているか、正確には判定できませんが、およその目安にはなると思います。
なお、今までの運用は、国内とEU/AS相手がほとんどでしたが、NAでもKFF/POTAが広まりつつあるので、コンディションが開ければ、そちらとの交信も期待できます。NA/SA方面に関しては、どこのJAFFレファレンスもほぼまっさらなので、アクティベーター各局の挑戦が待たれます。
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            4位の富士箱根伊豆国立公園(富士)、JAFF-0009、の本栖湖
            (2010年8月撮影)
            Lake Motosu in JAFF-0009, Fuji-Hakone-Izu National Park.
The list above shows the top six most activated JAFF references picked from the WWFF home page ranked according to the unique calls (the number at far right in each row).

2017年8月 1日 (火)

IOTAの日本の島リスト IOTA Directory for JA in Japanese

昨日の記事でCQ誌が必ずしも100パーセント信頼できなかったことを思い出し、今年の8月号の海外コンテスト規約のページを見てみました。
215ページにIOTAナンバーの表がありますので、行ったことがある島はどこだろうなどど考えながらずっと見ていくと、「AS-079 宮古島」とあるのが目にとまりました。宮古島の周辺には伊良部島などいくつかの島がありますから、単独で載っているのはおかしいと思い、元のディレクトリーを見てみると、やはり"MIYAKO ISLANDS" で、単数形ではありません。
 
他にもこのような不正確な記載があるかもしれないと、元の英語のディレクトリーを見ると、北海道、本州、四国、九州および南鳥島以外はすべて"ISLANDS" と複数形です。
英語と違って、日本の地名としては、複数の島の集合に対して「諸島」、「群島」、「列島」と三通りの呼び方がありますし、「本州沿岸の島」のように、日本の地名にないものは、英語は複数でも、「島」でも良いと思われるものもあります。
JA9IFF局が開設されている"IOTA JA Check Point Home Page"のリストも英語なので、日本語の公式リストはないようです。
CQ誌が何によってリストを作ったのかは不明ですが、地名としては最も権威があると思われる、国土地理院の地形図で、該当する島の集合の名称を当たってみました。
例外もあるようですが、一定の海域に島が散在する場合は「群島」または「諸島」、3つ以上の島々が列状に並んでいる場合は「列島」を使い、「群島」や「列島」がさらにまとまっている場合は「諸島」を使っているようでした。
 
その結果は、下記のとおりです。
IOTAのリストと異なる名称になっているものもあるので、それは〔〕内に記載しました。
 
    CQ誌の記載   地理院地図による地名
AS-017  沖縄      沖縄諸島
AS-023  奄美諸島   奄美群島(注1)
AS-031  小笠原     小笠原群島〔父島列島/母島列島/聟島列島(別名ボニン列島)〕(注2)
AS-036 壱岐/対馬  壱岐/対馬(諸島)〔IKI / TSUSHIMA ISLANDS〕(注3)
AS-037  甑島       甑島列島
AS-049  トカラ列島   吐噶喇列島
AS-079  宮古島     宮古列島
OC-073  南鳥島     〔南鳥島(別名マーカス島)〕
 
(注1)奄美群島+吐噶喇列島+大隅諸島=薩南諸島
(注2)小笠原群島+火山列島=小笠原諸島。RSGBのリストではJAを4つのグループに分け、その一つに "OGASAWARA ISLANDS" を使っているので、AS-031に「小笠原」を使うと英語では「諸島」、「群島」の区別がないため、同じになってしまう。
(注3)両島の周辺の小島も含めて複数形になっていると思われるが、地理院の地図上には、壱岐諸島、対馬諸島という記載は見当たらないので、慣例的な呼び方を重視するなら、CQ誌の記載のままで良いとも考えられる。
 
やや重箱の隅をつつくようなことになりましたが、地名も大切な文化遺産の一つですから、ないがしろにするべきではないと思います。JAには27のナンバーがあり、うち単数形の島が上記の5つで、残りは22です。字の違いの吐噶喇列島と別名記載の有無の南鳥島を別にすると、そのうちの5つか6つについて英語の複数の島に対応する語が落ちているか、地理院地図の用例とは違っていることが分かりました。
 
JA1QXY局のIOTA MAP のJA分はたいへんな労作で、非常に便利です。
ただ、島のグループの名称は、いくつか上に調べたものとは異なるものが使われていました。
 
今朝は、JP1QEC局のSOTA移動を追いかけていたのですが、途中から地理院地図の閲覧に夢中になり、すっかり忘れてノー・QSOになってしまいました。管理人には無線より雑学の方が面白くて向いているのかも知れません。
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          対馬北部の海岸線(2008年)
                      The coast line of northern Tsushima, IOTA AS-036.
 
10006344_orgv1489816803
          対馬にある日本最西北端の碑
                      Monument of the most northwestern point of Japan in Tsushima.

2017年7月31日 (月)

IOTA Contest, 2017

この土、日は、IOTAコンテストでした。
ブログへのアクセス数が急に増えるので(およそ普段の3~4倍)、いやでも意識します。過去にCQ誌のIOTAコンテストのルールの記事についてコメントを書いたのですが、これがルールを確認しようとネットでサーチした方々のサーチエンジンに出るためのようです。
過去のことなので、読まれても役には立たず、申し訳ありませんが、開いてみる方もたぶんすぐに別のページへ移っているのでしょう。
当局は、キーイングの実地練習がてら、少しだけやってみました。21メガで6局、28メガで3局です。
OH5TS, EU-140 および OH0X, EU-002 と21で交信できましたが、久しぶりのEUでした。
T88GA局のCQが聞こえ、まずコールの確認だけで帰ってきたので、コンテスト参加と思いこんで、ナンバーを送ったら、あちらからは599だけ、コンテストは不参加で、失敗でした。
Had 9 contacts in the IOTA contest yesterday, July 30. Was able to exchange numbers with two OH stations.
 

2017年7月18日 (火)

JAFFで多忙な日 A Busy Day of JAFF

一昨日、7月16日(日)は、JAFF、JAフローラ・ファウナ・アマチュア無線アワードプログラムが昨年8月にスタートして以来の盛況の日でした。
1日に4局がほぼ同時にアクティベーションに行かれました。大きなアワードではたいしたことではありませんが、アクティベーションに参加している局がまだ少ない現状では、初めてのことでした。
Jaff_20170716
 
JS1UEH局が、日本の代表的な国立公園の一つである中部山岳国立公園、JAFF-0006、から初のオンエアをされたのが一つのきっかけのようですが、その副産物として、P2P、 公園対公園の交信も複数ログされたようです。
管理人もJAFF-0242、JAFF-0215の2つと交信することができ、前者はニューでした。アクティベーションをされた皆さん、ありがとうございました。
 
Sunday, July 16, was a busy day for JAFF hunters. Four activators, including JS1UEH/9 in JAFF-0006, Chubusangaku National Park, were active on one day for the first time since the JAFF program was launched nearly one year ago.

2017年7月 4日 (火)

V6J ミクロネシア連邦モキル島移動局

昨日、7月3日(月)の午後2時(0500 UTC)過ぎに、ミクロネシア連邦の離島、ポンペイ島の東約150kmにあるモキル島、IOTA OC-226、にIOTAペディションで滞在、運用中のV6J局と、14MHz, CWで交信しました。ちょうど信号が上がってきていて、呼ぶ局が少なく、当方のような弱小局でも交信ができて幸運でした。
QRZ.COMのV6Jのページに現地からの最新情報が出ていますが(JN6RZM局のブログには翻訳あり)、開発途上の小さい国の離島ならではの、いろいろな難しさがあるようです。島への船も最初の予定より1週間くらい遅れたようで、帰りの飛行機便も変更でしょうから、休暇を取って行った方はそれも延長で、たいへんと思います。
4人のメンバーの一人、JP3AYQ局は、JAFFにも参加されて、慶良間諸島国立公園、JAFF-0092、からQRVされています。
スムースな運用と帰途のご安全をお祈りします。
 
当ブログの管理人は、2005年にチューク州の中心、チューク環礁のウェノ/モエン島に行ったので、その頃に、ミクロネシアの離島についても少し調べました。
太平洋諸島と大戦中の戦記にたいへん詳しい方から、自分はもう高齢で行けないからと、「モートロック戦記」(昭和58年刊、非売品)という貴重な書籍をいただきました。
Mortlock_book_2
 
モートロックk諸島は、チューク環礁の東南約250kmにあり、IOTA OC-254というレファレンス・ナンバーが付いています。交信済み率は14.5%で、IOTA-226、モキル・ピンゲラップ環礁の11.9%に比べると、それほど高値ではありません。
大戦中は、チューク(旧トラック)環礁が日本軍の重要基地であったので、そことニューブリテン島のラバウルとの間にあるモートロック諸島やカピンガマランギ環礁、IOTA OC-167、が軍事的に重視されたようです。
The V6J team on the rare IOTA OC-226 is active now. Was lucky to work the station on 20m with an antenna for other bands local afternoon, yesterday. The team seems to be coping with some problems according to the pilot, Joe, JJ3PRT. Wish them good luck.
 
The book above was compiled by the Japanese veterans stationed in the Mortlock Atoll, Chuuk State, F.S.M., IOTA OC-254. They had hard times with no supplies during the last half ot WW II and some survivers from there edited this book in 1983.

2017年6月25日 (日)

Portabel JAFF-0199, Sayama PNP, Tokyo. 瑞穂町JAFF・公園移動

Went to Mizuho Town, Nishitama-gun, Tokyo, yesterday, Saturday, June 24, for a short activation of JAFF-0199, Sayama Prefectural Natural Park.
The site was on the southern slope of a hill and ten meters below a hill top of 185m above sea level. The western and southern sides were open but good propagation to the north could not be expected.
Img_2308s
                    Looking north from the site of operation.
Logged about 80 contacts including 1 P2P on 40 and 30 meter bands CW in about two hours. Closed about 20 minutes after the sunset (1000 UTC, 1900 JST).
The site was only 35km from my home but it took 2 hours and 20 minutes to get there during the Saturday afternoon. This is the real traffic situation of congested Tokyo conurbation.
昨日、6月24日(土)は、我が家の隊長が留守で家では夕食がないのと、ちょうど梅雨の晴れ間だったので、午後から近場の都立狭山自然公園、JAFF-0199、に出かけました。
このレファレンスはすでに3回オンエアしています。
過去の運用は大部分が多摩湖のそばの駐車場からで、時間制限があったし、最初はお盆のころでしたが、後はウィークデーだったので、週末の需要があるかと、行ってみました。
JA7GAX/7の福島県内JAFF移動とP2P (Park to Park)の交信もできたらと考えました。
運用地は、は西多摩郡瑞穂町の石畑駐車場といい、狭山丘陵の西の端、六道山の近くにあります。
昨年の8月には、谷間のグランドの反対側にある駐車場からモービル・ホイップで短時間オンエアしました。こちらは高さ175mくらいの西向きの斜面です。
先日、時間制限があるか電話で照会したら、ないということでした。
車の上にコイル入り釣り竿バーチカルを立ててオンエアしたところ、かなりコールがあり、80交信ほどできました。
石畑公園に公園アワードのPK-150というナンバーがあり、それも使ったので、そちらのためにコールしてきた局が多いようです。
Img_2288s
ほとんどが7メガで、ほかは10メガで4交信でした。
オーバーシーは無理そうだったので、10メガでR17RUSを呼んだだけでした。
もっとも7メガでHL1局に呼ばれました。
7メガではRBNでWのスキマーにもなんとか拾われていたので、一度DX指定にしてみましたが、コールはありませんでした。
JA7GAX/7局は、こちらが始めたころには、Jクラスターなどに見当たらなかったので、マイペースで運用しているうちに、あちらから呼んでいただきました。
みなさん、コールありがとうございました。
 
駐車場の北側の10mくらい高いところに芝生の園地があります。案内看板では「富士見台広場」となっていました。石畑公園のゲートの外は、都立野山北・六道山公園で、東京都が管理しているようです。
状況によっては、そこへ一式を運んで運用することも考えたいましたが、アマチュア無線で占有するときは届け出をすることと書いた看板があったので、やめました。
Img_2303s
 
Img_2295s
          富士見台広場。ポールの支柱になるようなものは見当たらない。
いずれコンディションが良いときに、誰か誘って届けてやることも考えたいと思いますが、日取りを決めて届けると、天気などで変えにくいので、面倒です。
 

2017年6月 8日 (木)

自然公園の区域図の正確さ The Accuracy of Area Maps of Natural Parks

国土交通省が各種の土地利用規制関係デジタル・データ公開の一環として公開している自然公園区域のデータを利用して、Jl1NIE局が、自然公園区域及びSOTAのサミットを、QGISという地図表示ソフトを利用して、グーグル・マップと地理院の地形図上に表示するソフト「JAFF/SOTA マップ」を作られました。(現在は、原則として、JAFF MLおよびSOTA JA ML に登録している方々にソフトウェアが提供されています。)
これはたいへん便利なのですが、残念ながら、元のデジタル・データが、大きな縮尺で使用する場合、必ずしも正確ではありません。
 
今回の千葉県立印旛手賀自然公園の場合、運用をしたキャンプ場が区域内かどうか確認しようと、区域図を見たところ、県が公開している区域図では区域内になりましたが、「JAFF/SOTA マップ」(添付の区域図では境界線ぎりぎりか、区域外になってしまいました。
Inbatega_area_ngs_data

県の区域図には、指定の基準線が示されており、「道路敷(除)界」となっていますので、区域図の道路に赤を入れてみました。(カーソルがスムーズに動かせないので、稚拙な線引きになっていて申し訳ありません。)
"WDPA, Protected Planet"による表示も同じように区域の境界線がずれています。
 
なお、「土地利用調整総合支援ネットワークシステム・LUCKY」(図2)の方は、同じデータで表示するものかと思いましたが、こちらは補正されているのか、かなり正確なようです。
Inbatega_area_lucky_s
 
デジタル・データをご利用の方々はご注意ください。

2017年6月 3日 (土)

印旛手賀自然公園移動運用 Portable JAFF-0210, Inba-Tega PNP (2)

5月31日の夜は、2年ぶりのシュラフを窮屈に感じたうえ、蒸し暑かったこと、それに昼間はほとんど気にならなかった、沼の向う側を通っている鉄道の走行音やバイクらしいエンジン音、飛行機が遠くを飛ぶような音がかなり聞こえて眠れませんでした。朝は雨が降るという予報だったので、それも気になり、1900zころからテントを出てアンテナを車の上に立てました。
スマホでビーコン・モニターを見ると、14メガや18メガでRR9や4X6が入感しているようなので、ワッチし、CQも出してみましたが、コールはありませんでした。
しばらくするとポツポツと雨が降りはじめました。大急ぎでテントやキャンプ用のテーブル、地面に置いたままにしていたバーチカル用の竿とエレメントなどを片付け、車外にあるのはループとATUだけにして雨でも運用できるような体制にしました。
ループは途中から90度向きを変え、北東向きにしてNAも意識して14、18メガでも少し送信しましたが、1~2ヶ月前と違い、こちらの朝はバンドが開けなくなっているので、これは無駄でした。もっとも西日本向けには少し良くなっていたかも知れません。
Img_2269s_2
降り方はそれほどひどくないので、備え付けのテーブルのエノキの枝の陰になる奥の端で湯を沸かし、コーヒーを淹れて、パンの朝食を食べました。
2130zころから7メガに出ると、2、4、7、1、6など各エリアからコールがありましたが、15分くらいでコールが無くなりました。しばらく休憩してまた2200zごろからCQを出したり、休憩や片付けと7メガでオンエアしたりを繰り返すうちに2320zころにコールがまた途切れたので、10メガを試し、1局と交信しました。
朝の交信はJAのみで、40局強になりました。
0130zのチェックアウトまでにはまだ余裕がありましたが、睡眠不足でもあり、この辺りで切り上げて撤収しました。幸いにその時までには雨は上がっていました。
チェックアウトといっても支払いは先払いなので、帰りますよと管理人さんに声をかけただけですが、早めに済ませました。
復路はなぜかカーナビが往路と違う佐倉インターへ案内するので、佐倉城址の東側をまわって同インターに向かい、首都高は箱崎の渋滞を避けて大井ジャンクションから中央環状線の地下道路を通り、山手通り経由で、お昼前に無事帰宅しました。
 
今回の移動運用は、前の週の5月25・26日に計画していたのを、雨の予報で延期しました。1日目は風、2日目は小雨と、天候にはかなり振り回された移動運用でしたが、1回の延期でなんとか無事に運用を済ませることができ、ひどい雨には会わず、まずまずだったかと思います。
終わったあとも判断が良かったか分からないのは、サイトを割り当てられたまま、樹木に近い方でやったことです。無線だけを判断基準にすれば、枝が邪魔にならず、エレメントへの影響もない向かい合った側のB区画に替えてもらうことができました。雨風をよけ、気分的に落ち着くのは7区画の方で、実際に朝食のときなどは具合が良かったのですが、隣の8区画の方にもかなり茂った木があり、ループのエレメントが枝に触るほど近かったので、若干のロスがあったかも知れません。
Img_2265s_2
          背中合わせの1号区画のエノキの大木。
          A Chinese hackberry tree in the neighboring lot.
 
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          管理棟の隣に整備中のシャワー棟前テラスと台地の下へ降りる階段入り口。斜面は木々に覆われている。
ヘッドフォーンのジャックの接触不良で、夜以降はリグ内蔵スピーカーでやっていたのですけれど、受信が苦しかった2~3の交信のときは、やはりヘッドフォーンが欲しいと感じました。
はじめに書いたように、EU方向の北西向けには有利な条件がないので、今回メインだった14メガで何かゲインのあるアンテナが欲しいところでしたが、用意がありませんでした。スペースはかなりあったので、釣り竿や立ち木を利用して、2エレのガーデンビームを作って、これをセットするのも一案だったかも知れません。
今回、自然公園の区域を調べていて、デジタル・データから区域を表示させるJAFF・SOTAマップやProtected Planet の区域図は、境界線の位置が100mほどずれていることが分かりました。千葉県のサイトから、区域内であることは確認でしましたが、このことは別に取り上げてみたいと思います。
いずれにしても、コールしてくださった方々、クラスターへスポットを上げてくださった方々、どうもありがとうございました。少ないとはいえ、オーバーシーができたのも、スポットのお陰でした。それではまた次に機会にどうぞよろしくお願いします。
I rose up at about 1900 UTC on June 1 and called CQ on various HF bands but received calls only from JA stations on 40 meter band. About 50 contacts were logged during the morning hours.
I tried to sleep in the sleeping bag in the tent at night, but it was warm and humid and distant noises were higher than I had expected. As I could not sleep and felt tired coping with the windy afternoon and the rainy morning, I departed the camp site after 00 UTC and came back home before local noon (03 UTC).
 
Many thanks to the callers and spotters. Hope to see you again on the air soon.
 
 

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