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映画・テレビ

2015年6月19日 (金)

「海街diary」 "Our Little Sister"

アマチュア無線局のデータベース、”QRZ.com”には、神奈川県藤沢市生まれと記載しています。生まれただけではなく、事情があって、春、夏、冬の学校の休みは、片瀬海岸で過ごすことが多かったので、あれこれ思い出もあり、懐かしい場所なのです。片瀬からは近くの鎌倉にもときどき行っていました。
そんなことで、是枝裕和監督の映画、「海街diary」のことがテレビで流れ、鎌倉で暮らす四人姉妹の話だということを知って、見たくなりました。
しかも、先日、ある文芸評論家・作家の自伝的小説を読んだのですが、この人は、大戦の開戦の少し前から戦後の昭和23年までの少年時代を鎌倉の極楽寺で過ごしていたのです。映画の舞台が鎌倉市極楽寺ということで、どのように撮られているかにも興味を持ちました。
13日(土)が封切りでしたので、一昨日、17日(水)に見に行ってきました。

Inamura_cape_etc_sCape Inamura and the cove in front of Kamakura. The seaside community is the main stage for the new movie titled "Umimachi Diary," or "Seaside Town Diary," English title "Our Little Sister."
江の島から鎌倉方面を望む。映画の舞台の極楽寺は、画面の左端、稲村ヶ崎に続く丘の手前と思います。もう少し左の七里ヶ浜が見える写真を探しましたが、見つかりませんでした。稲村ヶ崎と右の方の逗子との間の湾の奥が由比ヶ浜と鎌倉中心部です。(2009年11月撮影)

上に書いた理由はうそではありませんが、正直にいうと、半ばエクスキューズです。大河ドラマ「八重の桜」で見ていた綾瀬はるかと、いつだったか年末年始のテレビでの映画番組で見て注目していた長澤まさみが出演するということで、これは見なくてはと思いました。
姉妹の残り二人の役の夏帆と広瀬すずは、知らなかったばかりか、夏帆は「なつほ」と読むのだと思っていました。

期待通り、ノスタルジアを癒してくれ、ほのぼの感も味わえた上、姉妹の四人ともきれいで、それぞれ演技も上手だったし、見終わって満足できる良い映画でした。 我が家の隊長も誘ったのですが、忙しいし眠くなるから行かないと、断られてしまいました。

大学生のころまでは、和風建築の家で育ったので、四姉妹の暮らす和風住宅にも懐かしさを感じました。もっとも当方の年齢でも、東京では椅子とテーブルを置いた板の間で食事をしていたので、食事までちゃぶ台でする四姉妹の暮らし方はやや現実離れしているかも知れません。
外国の観客を意識したサービスなのかも知れませんが、サービスの度が過ぎると媚びているように見られるかも知れません。 ちなみに、木質系ホーム・ビルダー(ハウス・メーカー)のS社が提携スポンサーとのことで、映画の開始直前にコマーシャルが流れました。2年前に拙宅を建て替えたときに世話になった会社でした。

梅の実を集めて梅酒を作って飲むなど、レトロな小道具が散りばめてあって、本当に昔が懐かしくなります。釜茹で(釜揚げ)しらすも出てきますけれど、こちらは、湘南にいたときに普段に食べたことはなく、観光客用の食べものだと思っていました。本当の地元の方々はどうなのでしょう。

ただ、話がたんたんとしていて、メリハリがなく、今一つ心を動かすようなものが感じられませんでした。これではカンヌ映画祭で入賞ができなかったのも仕方がないでしょう。極言すれば、美しい動画ファイルがスライドショーのように連続して流れてくる感じです。
漫画の原作を読んだ人は知っているのかも知れませんが、四女、三人姉妹の腹違いの妹、「すず」が、実母が姉三人から父を奪ったということを気にして、なかなか三人に溶け込めないという設定らしいのですけれど、そのことはあまり伝わってこないし、話としても無理があるように思います。実母が死んでしまい、可愛がってくれた父も死んでしまって、寂しくてひどく落ち込んでしまったというのなら分かりやすいのですが。

葬儀や法事で出演者が喪服の場面が3回ありました。一般に女性の喪服姿はきれいですが、表情やしぐさの美醜が目につくところでもあります。出演者たちはうまくこなしていたと思います。

長女「幸」の恋人役に堤真一が出てくるキャスティングはちょっとがっかりで、好演している綾瀬はるかが気の毒に感じました。演技はうまいので、本人には何も責任がありません。ただ、「ALWAYS 三丁目の夕日」のイメージが強く、他のもろもろの出演もなんとなく思い出して、またかと思ってしまいました。

長澤まさみも好演しています。最後の方の場面で、綾瀬と長澤が一緒に映るところで、綾瀬ほどは色が白くないことが分かる感じだったのも、ちょっと気の毒でした。ちょっとした光の当たり具合かも知れませんけれど、主演であれば分からないことが見えてしまいます。以上、若手女優陣にちょっと甘くなってしまったかも知れません。

2015年5月28日 (木)

「ロスト」 "LOST"

この話題をとりあげるとリタイア組の暇さ加減をさらけ出すようで、ちょっと気が引けるのですが、書いてみます。もうしばらく前のことですが、レンタルでアメリカ製のTVドラマ「ロスト」のビデオを全部見終わりました。6シーズン、120余話という長い続きものですが、昨年の7月から8か月くらいで見たことになります。
我が家の隊長が英語のヒアリングの練習と称して、週に1回、CD2枚か1枚を借りてきて週に4話くらいのペースで見ていました。隊長の本命は「ボーンズ」という探偵ものなのですが、1枚100円の古いものを見尽してしまったので、新作が安くなるまで、他のものを見ようと借りてきたものです。
全体が6つの「シーズン」に分かれているのもはじめはピンときませんでしたが、TV番組の放送が、スポーツ番組などとの放送時間の取り合いの都合か、製作の都合か、1年のうちの秋から春に行われていたので、野球の「今シーズン」というようないい方と同じで、それぞれのシーズンが撮影された年が違うようです。足かけ7年をかけて続いていたロングランのTVドラマだったのです。日本では大河ドラマでも1年で、ちょっとないやり方ですね。

ドラマの性質上、筋を明かすのはまずいので控えておきます。したがって、感想なども分かりにくいかと思いますが、お許しください。
ドラマはシドニー発ロサンジェルス行きの旅客機がある島に不時着したところから始まります。

Img_9385s写真はドラマと関係ありません。江の島です。(4月27日撮影)
ドラマの飛行機は、砂浜に不時着してかなりの数の生存者があり、その生存者たちのサバイバルや救援要請のことから話が展開して行きますが、この島で奇想天外、摩訶不思議なことが次々に起こります。

感想のキーワードをまず書いてみます。「9.11」、「銃」、「デスティニー」、「キャスティング」、「エンターテイメント産業」、「CG」。

・アメリカでこのドラマが始まったのは2004年だそうです。飛行機事故から始まるところや不条理なことが起こることなどから、「9.11」の同時多発テロの陰を感じました。あるいは、したたかにもあの事件でゆさぶられたアメリカ人の気持ちに受け入れられそうなドラマを作り、事件に便乗したともいえるかも知れません。

・「銃」、ピストルやライフルを使った撃ち合いなどがかなり頻繁に出てきて、これもアメリカらしいと思いました。

・登場人物が自分の運命、使命は何かと迷ったり考えたりします。これもフロンティア開拓の時代からアメリカ人の多くが自分たちや国の使命、「デスティニー」を考え、語ってきたことと関連しているのではないかと思いました。

・このドラマが足かけ7年も続いたことには「キャスティング」の成功がおおいに寄与していると思いました。主役級の女優のエヴァンジェリン・リリー、エミリー・デ・レイヴィンなど、なかなかチャーミングで、長く続いてもあきませんでした。助演の男優たちの中にもずいぶん人気が出た人があるようですが、登場人物の中には唐突とも思われるほど急に死んでしまうのがいるので、多少は脚本で選別していたのかも知れません。

・キャスティングにも関係しますが、この手の大掛かりなエンターテイメント作品の製作には英語圏のアメリカは有利だと思いました。役に適した俳優をアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなど世界中から選べるのです。資金力やマーケットの大きさもありますので、「エンターテイメント産業」に関しては、アメリカの有利さは大きいと思いました。

・ドラマの筋立ては、漫画のほうが適しているのではないかと思うほど、意外なことが起きるので、一昔前だったら普通のドラマで映像にするのは難しかったのでしょう。「CG」が発達して、不思議な現象もあたかも本当のように見せることができるようになって、はじめて可能になったドラマかと思いました。


2012年9月 7日 (金)

The King's Speech 英国王のスピーチ

I saw "The King's Speech", a cinema that won the Academy Awards for the best film, the best director and the best actor last year by a videodisc. Though it was a bit difficult for a foreigner to appreciate it in detail as the movie's main theme was a speech in English, I enjoyed good performances of actors and actresses. It was interesting as a story that had deep relations with the two world wars.

The speech therapist, Lionel Logue, who helped King George VI, was an Australian and established himself as a speech therapist by treating shell-shocked soldiers in WW I.

Kif_1673s

The photo above is the Shrine of Remembrance in Melbourne, Victoria, Australia. This gigantic shrine was built after WW I to remember those served in the war. We can feel the extent of the world war and the reality of the British Dominion in those days from the shrine. 

昨年のアカデミー賞をとった「英国王のスピーチ」という映画をレンタル・ディスクで見ました。英語の話し方の障害の克服が主題なので、外国人には難しい面もありますが、熱演ぶりは分かり、楽しむことができました。

セラピストのローグという実在の人物は、オーストラリア出身で、第一次世界大戦で今でいうPTSDで言語障害となった兵士の治療に当たって経験をつみ、治療法を習得したとのことです。戦前から英国に来ており、オーストラリア人の兵士ばかりを治療したということではないようで、やや縁は遠いのですが、6年前にメルボルンで見た、ビクトリア州からの大戦参戦者のための記念堂の写真を載せてみました。

大戦で、オーストラリア人にも多数の犠牲者があったこと、また、遠くオーストラリアからも軍を動員した当時の大英帝国の大きさを実感できる建造物でした。

2012年4月 7日 (土)

"The Iron Lady"

Am writing what I did almost two weeks ago. I saw the movie "The Iron Lady."

I had not kown much about Margaret Thatcher, but the mere fact of her premiership of eleven years and a half was very impressive, living in a country that had seven(!) prime ministers in the last ten years.

The movie makes me to wonder if we, the Japanese, are too concerned about consensuses among people and compromises to reach peaceful solutions.

The quotes below are picked up from the Inter-net afterwards, since I could not remember the sentences in the movie.

"People don’t think any more, they feel. One of the greatest problems of our age is that we are governed by people who care more about feelings than they do about thoughts and ideas. Now, thoughts and ideas, that’s what interests me."

"Watch your thoughts for they become words. Watch your words for they become actions. Watch your actions for they become... habits. Watch your habits, for they become your character. And watch your character, for it becomes your destiny! What we think we become."            

(Margaret Thatcher in the movie, "The Iron Lady")

少し前のことになりますが、映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を見ました。

評判どおり、メリル・ストリープが上手に演じていて、引き込まれてしまいました。

政治や政治家について、いろいろと考えさせられました。