2019年JARL社員総会
昨日、6月23日(日)に新宿でJARL、一般社団法人日本アマチュア無線連盟の社員総会があったとのことです。
たしか昨年、社員および理事候補者の選挙があって、任期は来年まであるので、シャンシャンで済むのかと思っていたら、だいぶん波が立ったようです。
全然知らなかったのですけれど、今年は、JAFF、日本フローラ・ファウナとして、ハムフェアに出展しようと、出展料を支払いました。その費用についてどうしようかと、SOTAの会計報告を見たところ、「FBニュース」というネット・マガジンを見ることになり、そこでたまたまJARLの現執行部の進め方に対する異議申し立ての動きがあることを知りました。
異議申し立て側の意見などは、「2019年度JARL総会情報」というサイトに載っています。
最重要事項として、高尾会長、JG1KTC、と日野岳専務理事、JE1KAB、の職務執行が不適切なので、解任すべきとのことでした。
組織の運営がなかなか円満、円滑にいっていないのは残念ですが、大方の同好者と同じように、当方もQSLカードの交換の便宜から連盟に入っているけれど、組織の運営にはほとんど無関心なので、どちらの言い分が正しいのかも良く分かりません。
アマ無線愛好者の中には能力、社会的活躍などいろいろな見地から立派な人も多々いると思いますが、科学技術系のこの趣味の性格もあいまって、組織で何かしようという人は比較的少なく、ポストに立候補する人は、特にそのようなことが好きとか、有名になりたいとか、何らかの個人的な動機があってのことと想像されます。
また、現在アマ無線人口が減少傾向で、明るい将来展望が持てないので、今後どうするのかということが大きな課題になっており、組織として取り組むべきだという意見も強く、そこでの方法論が一つの争点になっているようです。
しかし、趣味というものの性質上、他人から勧めて参加者を増やすことは、なかなか難しいと思います。
自分が始めたころのことを思い出してみると、「やさしいラジオの作り方」という本を参考に、夏休みの宿題の工作で、単球ラジオを作ったのが始まりでした。周囲の大人たちが、ラジオ工作などが科学技術方面への進路につながると、エンカレッジしてくれる時代でした。
現在はまったく状況が違います。
たまたま、先だって、NHKの朝のラジオ放送で、京都大学の酒井敏教授が出ていました。昔、無線少年だったらしいです。
酒井敏
上記に似たようなことを言ったり書いたりしているようです。
「サイエンティフィック・エンターテイメントの確立」
名案はありませんが、厳しい環境の中で、なんとかそれなりの組織の品格を保ちつつ、会員の便宜を図り、相互の親睦を深める方向で運営してほしいものです。とりとめのない記事で申し訳ありません。
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