涸沼湖畔移動運用 Portable Operation in JAFF-0226
5月11日(土)は、あたご天狗の森スカイロッジをチェックアウトした後、涸沼のほとりにある「涸沼自然公園」に向かいました。
この名称は地元の町が付けたもののようです。茨城県の自然公園の体系の中では、県立大洗自然公園の中に入っていて、アマ無線ではJAFF-0226として運用できます。
この場所は、東茨城郡茨城町で、JCGナンバーは、14012/A でした。
スカイロッジから一般道を東へと向かいました。平坦な台地上を進みますが、ところどころに谷があり、下ってまた登ることを繰り返しました。そのような地形のためか道路も直線ではなく、カーブが多い道を1時間足らず進みました。ずっと広々とした田園地帯で、昔の武蔵野台地もこのようだったかも知れないと思いました。
到着した公園のビジターセンターの駐車場に入り、園内を見てから、車のルーフにVCHバーチカルを立て、1140JSTころから7メガでCQを出しました。
下調べが不十分で、全体が平坦な公園と思っていましたが、写真のように車の西南側に丘(切り離された台地)があり、駐車場からは涸沼は見えません。涸沼に注いでいる若宮川という小さな川が作った湿地が車の前、東方向にありました。そんな場所で、関東平野中心部や東京方面が開けておらず、無線運用のロケーションとしてはあまり恵まれていません。1330JST過ぎのJA0LXP局との交信を最後にクローズして帰路につきました。交信数は、10メガ、14メガのものを含め計27でした。10メガでUA0を1局ログしています。
Activated JAFF-0226, Oarai Prefectural Nature Park, Ibaraki, on Saturday, May 11, 2019, on my way back home from JAFF-0229. The site was near Lake Hinuma, whose eastern end is 3km west of the Pacific Ocean. Logged 27 stations on 40, 30 and 20 meter bands.
Lake Hinuma has been in the list of Ramsar Convention since May 2015.
公園の中の展望のきくところから見た涸沼です。水面は海抜0メートル、ここは27メートルほどです。
涸沼は、平成27年(2015年)5月にラムサール条約の保全湿地に登録されています。
駐車場から林の中の散策路を上って行くと大きな芝生広場に出ます。展望場所はこの奥、左手です。土曜日なのにこの広いスペースに1家族しか人がいませんでした。カイトを揚げたりするには良い場所でしょう。
片付けを始めかけたところに車が隣に来てドライバーがアンテナなど見ています。話して見ると水戸の方から来たJL1QXEというコールサインを持つアマチュア無線家でした。日ごろはVHF、UHFの運用が多いそうですが、昨晩はスカイロッジの局と交信されたとのことで、かなり経験豊富でアクティブな局長のようでした。WWFF、JAFFのことなどもお話しし、別れました。
お土産に売店で涸沼産のしじみを買って帰りました。普通のものより大きく美味しいとXYLに喜ばれました。
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