「長崎原爆の記録」 Book on the Atomic Bombardment of Nagasaki
数年前に母親が知人からいただいた「長崎原爆の記録」という1冊の本があります。
くださった方が著者、泰山弘道(やすやま ひろみち)氏の息女でした。原稿は犠牲者の七回忌にあたる昭和26年8月に完成したそうですが、昭和59年に、一部を省略して出版されとところ、出版社の解散とともに絶版になっていました。
平成17年に英文版が出版され、同19年に邦文版が再刊されました。
原子爆弾が非人道的兵器であることを強く感じさせる本です。
くださった方が著者、泰山弘道(やすやま ひろみち)氏の息女でした。原稿は犠牲者の七回忌にあたる昭和26年8月に完成したそうですが、昭和59年に、一部を省略して出版されとところ、出版社の解散とともに絶版になっていました。
平成17年に英文版が出版され、同19年に邦文版が再刊されました。
原子爆弾が非人道的兵器であることを強く感じさせる本です。
The book above is the recollections by a surgeon on his experiences concerning the atomic bombing of Nagasaki on August 9, 1945. The author was with the Imperial Japanese Navy and was the director of the Naval Hospital at Omura, Nagasaki Prefecture on that day. The book reveals the inhuman nature of the deadly weapon well.
The English version was published as foolows:
"Collection of Memoirs of the Atomic Bombardment of Nagasaki 1945-55"
2005
Written by Kodo Yasuyama, M.D.
Edited by Shunichi Yamashita
Published by the Nagasaki Association for Hibakushas' Medical Care, Nagasaki
本の帯にあるように、著者は海軍の軍医で、長崎被爆当時、大村海軍病院の院長でした。
昭和20年8月9日の夜に収容した被爆者は758名だったそうです。専門家による記録としてたいへん貴重なものと思いますが、あまり広くは知られていないようですので、紹介しておきます。
本の帯にあるように、著者は海軍の軍医で、長崎被爆当時、大村海軍病院の院長でした。
昭和20年8月9日の夜に収容した被爆者は758名だったそうです。専門家による記録としてたいへん貴重なものと思いますが、あまり広くは知られていないようですので、紹介しておきます。
発行所: 東京図書出版会
発売元: (株)リフレ出版
2007年8月29日 初版発行
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