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2017年10月

2017年10月22日 (日)

東経90度子午線 90 Degree East Meridian

今日は、台風が接近し、夜中ごろには直撃される形勢ですが、被害がないことを祈っています。

先日、シベリア、アルタイ地方やアルタイ山脈のことを調べたときに、地球儀を見ていたら、アルタイ山脈の最高峰ベルーハ山と世界最高峰のエベレスト峰は、ほとんど同じ子午線の上にあることに気が付きました。東経90度の子午線です。地図帳などでは、別の地図で見ることが多いので、南北の関係には気が付きませんでした。
もちろん、緯度はずいぶん違います。

アルタイ地方から南へたどると、アルタイ山脈、ジュンガル盆地、ボロホロ山脈(天山山脈の支脈)、タリム盆地とタクラマカン砂漠、アルティン山脈、崑崙山脈、チベット高原があり、その南がヒマラヤ山脈です。政治行政的には中国の新疆ウイグル自治区とチベット(西蔵)自治区です。アマチュア無線では前者がBY0AA-BY0FZZ、後者がBY0GA-BY0LZZとのことです。

広大な土地がありますが、水が乏しい乾燥地帯で、どうも人は、水があれば、寒くても住めるけれど、水がないところには住めないことを示しているようです。BYのカードは見ていませんが、0エリアとの交信はちょっと記憶にありません。

ヒマラヤ山脈の南側のネパール、ブータン、バングラデシュのQSLカードを探してみました。ネパールは、今回調べて、今年の3月に初めて交信できたのに、カードの請求を怠けていたことが分かり、さっそく3ユーロ払ってOQRSの手続きをしました。

Img_2624s
TNX operators.
9N7EI: EI2KM   March 2017, 21MHz, CW
A52JY: JA1JQY   June 2012, 14MHz, CW
S21ZM: KC1VF (K1WE now)   March 1993, 21MHz, CW

タイムゾーンは、標準的にはUTCプラス6、JSTマイナス3ですが、ロシアは年間を通じて夏時間を使っていて、先日書いたとおり、アルタイ地方はJSTマイナス2です。バングラデシュとブータンは標準どおりですが、ネパールは変則的なUTCプラス5時間45分らしいです。

2017年10月17日 (火)

旧陸軍電信隊・鉄道大隊演習用地遺構 Remains of the Signal Battlion, IJA.

今日も積み残しの話題で申し訳ありません。

9月26日に自転車で早稲田通りから杉並区天沼へ行ったときに、中野の四季の森公園の西の端に少し寄り道しました。

手持ちの古い地図があります。「大正8年10月25日印刷 同10月30日発行 著作権所有者印刷兼発行者 大日本帝国陸地測量部」「定価金弐拾銭」とあり、すでに著作権の期間は過ぎているので、コピーをネットに出しても良いものと理解しました。
天沼の昔の姿から何か分からないかと見たのですが、当然のことながら、古代のことは何も分かりません。ただ、地図を良く見ると、先日紹介した日大二高通りの南に、それと並行するような幅が一定の土地があり、凡例がありませんが、電信線のような記号が中心に入っています。東の端は中野の旧陸軍電信隊用地、現在の四季の森公園に続いているように見えます。その線を青鉛筆でなぞってみました。

Amanuma_old_map_st
               A map published in 1919. It shows the parts of Suginami-ku and Nakano-ku, Tokyo 100 years ago. The blue line indicates former premises for exercises of the Signal Battalion.
          (縮尺は5万分の1ですが、3割ほど拡大してあります。)

ネットで少し見てみると、一見分からない様々な遺構を探して調べる趣味の人がいるようで、これは電信隊の演習用地であったと分かりました。
陸軍用地となった初期には、電信隊に鉄道大隊が併設されていた時期があったので、鉄道大隊の鉄道敷設演習の用地でもあったと推測されます。
なぜなら、四季の森公園から現在の環状7号線までのあたりまで、カーブを描いて通じている道路があるからです。
自転車でこのカーブした道に行ってみました。

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                    A curved narrow street near the former Signal Battalion and Railway Battalion, Imperial Japanese Army.

細い用地は現在の日大二高のところで終わっています。同校の「・・・用地の東側は陸軍中野電信隊の演習地・・・」とする記事があります。もっとも学校用地に元陸軍用地が含まれていたのかははっきりしません。ただ、当時の杉並町長は、岩崎初太郎という陸軍少将だったそうです。
http://www.amanumakumano.org/history/#story06

なお、鉄道大隊に関連して、方向は反対の方ですが、我が家の散歩圏内に、鉄道大隊用に1921年にドイツから輸入された機関車が保存されています。これが輸入されたころは、鉄道大隊は、すでに千葉県に移転し、鉄道連隊となっていました。

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                    A steam engine imported from Germany in 1921 for the Railway Regiment. The unit had been moved from Nakano to Chiba and promoted to a regiment when this engine came to Japan.
 

2017年10月14日 (土)

シベリアのアルタイ地方 Altai Area of Siberia

10日(火)の大利根自然公園移動運用で、一番遠くからコールがあったのは、UA9URF局でした(0727 UTC, 18MHz)。
ちょうど、アジア・ロシアのオビ川流域、9(8)エリアの東南のコーナーの地域に興味を持っていたので、その辺りのUA9U、ケメロヴォ・オブラストの局と交信できたのは、一つのめぐり逢いで、良かったです。
QRZ.COM では、ノヴォクズネツクという、ケメロヴォと同じくオビ川の東の支流のオミ川に沿い、ケメロヴォよりも南にある都市の局のようです。

先日来、アジア・ロシアのアマチュア局のコールサインのサフィックスの1字目に、何か法則性はないのかと眺めていましたが、それらしいものは推測できませんでした。ただ、Zで始まるところは、同じナンバーの中では端の方にあることが共通しているようで、0エリアではご存じのカムチャッカです。9エリアの場合は、東南の隅のアルタイ共和国に割り当てられています。その西北にあるアルタイ・クライは、Yです。
身近にあるカードにはZは見当たらず、人口が少ないので、未交信の可能性が大です。
写真の下左のUA9YAB局(1999, YJ0ACFとの交信、10, 18MHz)の写真がありますが、このアルタイの名の付く2つの地域は、オビ川の源流地域で、アルタイ山脈の西北の麓です。
同山脈の最高峰、ベルーハ山、4506mはアルタイ共和国とカザフスタンの国境にあります。
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今までアルタイ山脈がどこにあるかと探してみたことがありませんでしたが、日本語は「ウラル・アルタイ語族」に属している言語だということは、昔良く読んだり聞いたりしていました。もっとも現在では、この説はほとんど否定されているようです。
世界地図や地図帳などでは、ちょうど西のカザフスタン、東のモンゴルの間に中国が北へ伸びて、わずかですが、ロシアと接しているところなので、見つけやすいです。先日、ウラル山脈のことを取り上げましたが、ウラル・アルタイはどちらもアジア・ロシアに縁がありました。

サフィックスの1字目のAは、モスクワ、サンクト・ペテルブルグ、クラスヤルスクなど、エリアの主要都市に割り当てられていることが多いようですが、9エリアでは、ウラル山脈の東南のチェリャビンスク・オブラストです。その北のエカテリンブルグ、UA9Cの方が大きいようで、サッカーのワールドカップの会場にもなっていますが、シベリア鉄道のもともとの起点はチェリャビンスクだったそうです。
下には、エカテリンブルグから東へ、チュメニ、L、オムスク、M(N) のカードを並べてみました。
Img_2617s
MとYの間にOがありますが、手元にはカードが見つかりません。もしかしたら、ノボシビルスクは、オビ川流域の主要都市ということで、Aの代わりにOを充てたのかも知れないと想像しました。


2017年10月11日 (水)

Portable JAFF-0204, Otone PNP, Chiba 大利根県立自然公園移動運用

Kozaki is a small town in northern Chiba Prefecture besides the Tone River. The name means ”sacred promontory.” There is a hill protruding towards the Tone River, and the hill is the site of the Kozaki Shrine in a wood. The river and a few nearby hills in this vicinity form the area of the Otone (Big Tone) Prefectural Natural Park, JAFF-0204.

Img_2588s                 Kozaki Shrine
Img_2605s                 The hill of Kozaki sanctuary, 24m a.s.l.
I set up my antenna at the riverside and activated the reference yesterday, October 10, but had no luck as far as the DX propagation.

The 17m band appeared open to the western North America before local noon (03 UTC) and to Europe in the afternoon but the conditions were not as good to make portable stations heard in the target areas.
I could work three EUs and three OCs, but I called them during the intervals of my CQ calls. I received four calls from stations in Asiatic Russia.
As for JA, about 60 contacts were logged mostly on the 40m band.
Img_2593s                 A DJ4VM loop of 17m band size. It was usable for 40 and 20m by an ATU.
Img_2601s                 This area of the riverside is used for lighting of light planes on weekends.
                2m a.s.l. and bout 50km from the river mouth at Choshi City.
Img_2611s                  Looking downstream.
昨日、10月10日(火)は、千葉県立大利根自然公園内の神崎町の利根川河川敷でJAFF-0204のアクティベーションを試みました。土日は軽飛行機の飛行場になっているところでした。

18メガや14メガで根気よくCQを出しましたが、残念ながらオーバーシーはさっぱりでした。
CQの合間に呼びにまわり、EU3局、OC3局と交信しましたが、あちらから呼んでくるほどには飛んでいないようでした。
オーバーシーからのコールは、UA0と9から4回だけで、9月22日の比企丘陵にも及びませんでした。

JAは、お昼前後と夕方に少し、主に7メガで、概算60局くらい交信できました。
7メガも18メガサイズのDJ4VMループにATUで乗せていました。

設営中や休憩中に、犬の散歩の人が2~3人来たくらいで、静かなところでしたが、午後に草刈りが始まり、ちょっと騒音がありました。10月にしてはたいへん暑い日でしたが、風が無く、アンテナ設営には好都合でした。
各局、コールおよびスポット、どうもありがとうございました。
 

2017年10月 7日 (土)

本天沼の寺社 ATemple and a Shrine at Honamanuma

9月9日の記事「謎の乗瀦駅(2)」で、杉並区天沼の神社を紹介しましたが、そのときに、日大二高通りの北側の、本天沼の寺と神社の写真を積み残していましたので、紹介しておきたいと思います。
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          天沼山蓮華寺  Rengeji Temple, Honamanuma, Suginami-ku, Tokyo
室町時代の創建と伝えられるこの界隈では古い寺です。境内も広いようでした。ここには明治初期の貴重な文書が残っているそうです。
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          稲荷神社 蓮華寺の100mほど西にあります。
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          この5体の石仏は、本天沼ではなく、蓮華寺の脇から妙正寺川へ下る谷筋の道を東北に進み、早稲田通りを横切ってから、東へ家の方へ向かう途中の、中杉通り(鷺宮駅-阿佐ヶ谷駅)を横切るところにありました。うち一つの宝暦年間ものには、下鷺宮村という字がありますが、現在の住居表示では白鷺です。

2017年10月 3日 (火)

アジアとヨーロッパの境界線 The Boundary between Asia and Europe

アマチュア無線の世界での大陸の定義には、普通の常識とは少しはずれたところがあります。日本では、一般に、フィリピンやインドネシアは、アジアとされていますが、アマチュア無線ではオセアニア、大洋州に分類されています。

昨日は、先日のロシアのタイム・ゾーン調べの続きで、アジア・ロシアの主な都市の標準時とプリフィックス(厳密にはプリフィックスとサフィックスの1字目)を調べて、資料を作っていました。
その時に、UA9の最も西には、北から順に、UA9X, F (G), W, S (T) があり、これらは、ウラル山脈の分水嶺より西にあることが分かったので、ここでも、学校でも習う、アジアとヨーロッパの境界はウラル山脈という常識と違うのではないか、あまり人の気が付かないことを発見したと、ファイスブックに書き込んでみました。
その結果は、最近のルール変更にうといことを暴露して、少し恥をかきました。

2011年にARRLがアジア・ロシアとヨーロッパ・ロシアのエンティティーの範囲を変更し、UA9Xと F (G)はヨーロッパになっていました。指摘してくださったJA1BPA局、ありがとうございました。
http://cqww.com/blog/special-case-of-ua9-scoring/

本家ARRLのこの件の発表は、リンクが切れているようです。
また、ARRLやJA CQ誌附録ハム手帳のエンティティー・リストには注記がなく、普通の人には分からないようです。もっとも、ロシアは、アジアもヨーロッパも雑魚エンティティーなので、大方のハムには、ほとんど必要がないのも事実でしょう。
コンテストでは、JAの属すアジアか、それ以外の大陸かでポイントが違うことがあるので、多数の交信をこなすコンテスターには必要な情報でしょう。
また、当局などは、移動運用で、だいたいEUが何局できたかを数えますから、数え間違ってしまうことになります。

Img_2552st
身近にあるカードを漁ってみたら、UA9Fが2枚見付かりました。
どちらも"ASIATIC RUSSIA" と書いてあります。なお、ARRLでは、この変更は、2011年12月1日以降に適用としています。
UA9FAR局は、JAFF-0005, 秩父多摩甲斐国立公園移動(青梅市)、UA9FQS局は、ARLHS JPN-171, 犬吠埼灯台移動(銚子市)での交信で、あちらのCQを呼んだものでした。なお、UA9FQS局は、現在はRD9FDになっているようです。

UA9WとS (T) は、グーグルマップで良く見ると、ウラル山脈の南の端付近で、山脈中央の延長線から見ると、両側にまたがっています。また、UA9Wは、バシコルトスタン共和国(首都はウファ)で、ウィキペディアによると、主な構成民族は、ロシア人(36%)、バシキール人(30%)、タタール人(24%)、チュヴァシ人、マリ人など、ロシア人が半分以下なので、アジアとされているのでしょうか。

ちなみに、ロシアで唯一SOTAに参加している"R9U, Russia - Urals" のマネジャーは、RA9WJV局で、ウファの局です。
緯度が高く気温が低い地域での登山はたいへんだと思いますが、SOTA参加のおかげで、SOTA Mapでウラル山脈の様子が分かりました。中央地域、R9U/CE には高い山が少なく、UA9FのペルミからUA9Cのエカテリンブルグへの道は、そこを通っているようです。
なお、だいぶん前に記事で紹介しましたが、ロシアのプリフィックスを知るには、このブログの左の"Links - Useful Information" にリンクがある、EI8IC局のサイトのハム・マップスが便利です。
"Russian Interactive Prefix Map"
Home > Ham Maps > Prefixes 2 > Russia Interactive

2017年10月 1日 (日)

ロシアのタイム・ゾーン Time Zones of Russia

先週、22日の移動運用では、ロシアの9局と交信できました。
なかなか北米・南米とは出来なくて空振りCQが多かったのですが、これらのコールがあったので、少しは楽しめました。
このロシア局をプリフィックスとサフィックスの1字目で整理すると次のようでした。
UA3(RA3BY局)はJST午後2時台でしたが、それ以外のアジア・ロシアの8局は午前8時からすべて午前中でした。これらの局と時差がどれだけあったのか気になり、調べて右側に書き込んでみました。

UA0C(ハバロフスク・クライ)            2局  JST+1
UA0L(プリモルスキー・クライ/沿海州)   1  JST+1
UA0U (ザバイカリースキー・クライ)      1  JST+/-0
UA0R(S,T)(イルクーツク・オブラスト)     1  JST-1
UA9O(ノボシビルスク・オブラスト)         3  JST-2
UA3B(3A-3C)(モスクワ・オブラスト)       1  JST-6

今回は交信がありませんでしたが、UA9エリアの西側、UA9C, エカテリンブルグを含むスヴェルドロフスク・オブラストでもJST-4です。(9エリアの内、北西の端にあるコミ共和国、9X, だけはモスクワ時間のJST-6)
6時間となると、1日の4分の1で、時差が大きくなりますが、4時間ならそれほどではなく、交信の可能性も大きくなるのではないでしょうか。

まわりに積んでいるQSLカードの中から、UA9, UA0のあり合わせのものを取り出して、時差順に並べてみました。
その中に、JAFFの熱心なハンターで、現在、37ポイントで32位になっているUA0SFN局と、22日に交信ができたRA3BY局のカードがありましたので、入れてみました。

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上のカードは、RA0ZNを除き、すべてJAFF移動運用の交信のものです。

午前中のアクティベーションが多いSOTA移動の各局も、アジア・ロシアなら電波が届いている可能性がありますが、ロシアではSOTAはまだUA9W, ウーファ市周辺のハムが幹事となって、ウラル地方の山348山が登録されているだけなので、SOTAへの関心が低いと思います。時差は4時間のエリアのようです。

ブログ付属のウェブ・ページに、時差の一覧表など関連情報を加えましたので、併せてご覧ください。
 

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