夏至と暦 Summer Solstice
昨日、6月21日(水)は夏至でした。今年ももうほぼ半年が経ち、これから日が短くなると思うと、月日の経つのが早いと感じます。
学生時代の友人から声がかかり、夕方から東銀座に出かけて、だべり会に参加しました。年齢にはあまりそぐわないホルモン焼きの店、「鳴尾」でしたが、飲み放題で一人5,000円という銀座にしては割安感のあるところで、若い人たちでにぎわっていました。家を出たときは久しぶりに雨風が強く、ズボンも濡れてしまいましたが、地下鉄駅から出たら止んでいて、幸運でした。
往きの電車の中で、最近区のリサイクル・センターでただで入手した「暦」(広瀬秀雄編、1974年、ダイヤモンド社)という本を読み終わりました。「数理科学」という雑誌の特集号をもとに発行された単行本ということで、数式などが多く、理解不能のところも多かったのですが、歴史の本を読んでいると、昔の年月日のことも多く、いわゆる旧暦の仕組みなどは、なるほどと思うところもあり、勉強になりました。
太陰暦だけだと1年の長さがずれてしまうので、閏月を置いていたことは知っていましたが、19年間に7回置くと、年の初めが太陽暦の同じ相当日に戻ることができ、その閏月の置き方にも一定の原則があったのだそうです。これは知りませんでした。
また、太陽が1年経って天空上の同じ位置に来ると1年ですが、別に特定の恒星の出没の周期である恒星年というものがあり、これは太陽年より毎年20分長いのだそうです。一周期が約25,800年の、地球の自転のみそすり運動があり、そのためと書いてありますが、これはちょっと理解できません。
もうすぐ七夕ですが、そのみそすり運動による恒星年と太陽年の差のために、七夕の織女星(ベガ)と牽牛星(アルタイル)が空の見やすいところにかかる時期が、七夕伝説がある程度定着しだしたころの中国の漢代に比べると、2月遅らせたくらいで丁度良いのだそうです。20分が72年で1日、2,160年で30日になり、それに太陰暦の月遅れを加味するという趣旨かと思いますが、詳しい説明はありません。
なぜか七夕(+/-α)も昔の仲間の飲み会の期日になっているので、ちょっと気になりました。
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