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2017年4月28日 (金)

7MHz用リニア・ローディング・バーチカル A Linearly Loaded Vertical for 40m

HFローバンド用のアンテナは、だいたい2階のベランダに釣り竿を立てて、仮設しています。
移動運用にも使うワイヤーやポールを流用していたので、移動に行くときや、強風が予想されるときとかには、片付けていました。
昨日は、原則として移動には持って行かないもので、立てて見ようと、前からあった10MHz用のバーチカルのワイヤー・エレメントに、あり合わせのIV線を継ぎ足し、7MHz用にしてみました。
竿は4.5m、これに1.8mの25φデベポールと32φ(内径25φ)1mの塩ビパイプをつなげました。0.2mの重なり部分があるので、合計7.0mです。
7MHz では、約3mが余りますが、ホーム用にもう一つローディング・コイルを巻くのも面倒だし、あるOMのアドバイスで、余った線を適当に引き回せば、マッチングが可能だとのことでしたので、軒先に付いているフックを利用して、余った線を左右にクロスさせて、ベランダの床に置いたマッチング・ボックスに引き込みました。
Dsc_0408st
アンテナ・アナライザーで見ると、はじめはエレメントがだいぶん長すぎるようでした。1mほど短くしたら、7MHzバンドに共振点が入りました。ただ、インピーダンスが相当に低く、前に紹介したバリL利用のマッチングボックスでは、LもCも不足で、SWRが1.8くらいまでしが下がりませんが、とりあえずは、リグのサイドのチューナーも併用して、使ってみることにしました。
今日、4月28日(金)は、JP3DGT局がJAFF-0297 からオンエアするとのことで、シャックで待ち受け、スポットのあった周波数をワッチしましたが、残念ながらノイズに埋もれて聞こえませんでした。この時間には、ノイズがS7まで振っていました。
RBNではSNR 18dBというデータも出ていたのですが、やはりアンテナの高さが低く、垂直系アンテナでノイズを拾いやすいためか、厳しいようでした。
 
聞こえていた金沢市の8J9VLP/9 と 高梁市のJH3MKP/4 を試しに呼んでみたところでは、交信ができましたが、前者は他の局に呼び負けして、4-5局待ちましたし、後者は2回目のコールで、やっとコピーしてもらいました。
 
そんな状況で、今後のJAFF移動運用もQRPやモービル・ホイップ運用の場合は可能性が低いと思いますが、移動局のパワー、アンテナ、ロケーション、その時のバンドのコンディションなどを見ながら、しばらく使ってみたいと思います。
 

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