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2016年5月19日 (木)

珍しいアンテナ「MUアンテナ」 "MU" Antenna Devised by JA1COR

先日、久しぶりに青梅市のJA1COR局のブログ「ラジオ少年は半世紀越えるも、脳内そのまんま」を読んだところ、珍しいアンテナを製作されて使っておられ、レポートが載っていました。
今年の1月17日〜18日の降雪で、3エレクワッドのエレメントに雪が付き、重さでスプレッダーが折れて壊れてしまったため、代わりのアンテナとして、作られたようです。
3月29日の記事に構造などが載っています。
 
その後、3月30日、4月7日、同21日にも関連の記事があります。
「MU」というネーミングの由来をお尋ねしたところ、水平面の形状からそうのように呼んでみたとのことでした。ラジエーターがアルファベットのM、リフレクターが幅の広いUの形をしています。
基本的にはワイヤーの2エレメント八木アンテナで、ヘックス・ビームのようにスプレッダーをオチョコになった傘のようにしならせて広げ、14、18、21、28、50メガの5バンド用になっていますが、スプレッダーは6本ではなく、4本です。
ヘックス・ビームの変形と考えられますが、また、スプレッダーで長方形を作り、ベントした2エレメントで使う水平型モクソン・アンテナを、正方形にして、ラジエーターをM字型にしたとも考えられるでしょう。
もう一つの特長は、タワー上での作業をなるべく少なくし、アンテナをエレベーターで上げ下げできるように、ローテーター上のマストから2本の腕を出し、アンテナの中心のマストを0.5m離して支持しています。ラジエーターのM字のへこみがタワーと正対する位置であれば、そのまま下げられるわけです。
また、インピーダンス・マッチングは給電点にATUを入れることで対処されています。
スプレッダーが直交する4本だと、構造が単純で、移動にも使えそうで、興味を持ちました。ただ、ATUを高い位置に持ちあげるのはややたいへんなので、マッチングの問題が残ります。
 
A new type two element bent wire Yagi beam for HF-VHF five bands supported by four spreadders was made by JA1COR at Ome City, Tokyo in March replacing a cubical quad antenna damaged by snow in January.

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