パイルアップ参加 Joining Pile-ups
昨日と一昨日は雨模様でしたが今日はお昼前ごろから日が差して青空が見えました。風が強いので眺望もききそうだと、昼食外出を兼ね歩いて30分ほどのところの20階展望室に行って見ました。地平線近くに雲も少しありましたがおおむね360度、遠くの山並みまで見えていました。
Mt. Fuji, 93km away from Nerima, Tokyo.
北のほうには男体山や日光白根山付近も見えていました。
主な山の高さやそこまでの距離を示した写真が窓の下に展示してあり、それによると富士山まで93キロ、男体山116キロ、日光白根山121キロだそうです。
アマチュア無線は風邪もありしばらく休業状態でしたが、ベルギー人中心のチームによるイランへのペディションは、当局には未交信エンティティーなのでいちおうマークして時間があれば21メガCWを聞いていました。
平日になっても大パイルアップでとても交信できそうにないので火曜日まではコールせず、水曜日はときどき"QRX"(待て)と打ってやめるので、その次の出始めのときだけ呼んでみたりしましたがまったく歯が立ちませんでした。
昨日(22日、木曜日)も21CWの周波数に受信機を合わせてながら族で待機していましたが、クラスターではフォーンや18CWに出ていたようで聞こえてきません。そのうちにクラスターで28CWにレポートが出たので聞いてみると、一昨日までの21よりずっと良く聞こえ、1エリアの局を次々にとっています。
原則として多数の局がいっせいに呼んでいるパイルアップには参加しない方針ですが、呼ばなければ絶対に交信できないのも真理なので、呼んでみることにしました。
0530ごろからとっている周波数も探りながら普段は60ワット程度にしぼっているパワーも固定局のフル近くまで上げて呼び始めました。
聞き覚えのある近くの局で50メガをメインとしている局やルーフタワーに3エレトライバンダーの局が交信しているので可能性はありそうでしたがだめです。プリフィックスの3文字だけ返すこともときどきあり、自分のと同じなので2度目に呼ぶと、違う局だったのが4~5回ありました。これには落ち込んで15分ほどでいったんあきらめました。
出かける予定があったのでもう無線はやめようかと思いましたが、急ぎでない用を後回しにすればまだ時間はあるし、このように良く聞こえるチャンスはもうないかも知れないと思いなおし、またワッチしてみると、場所が近くらしい良く聞こえる局が"S"(電信で短点3つ)を"H"(短点4つ)ととられて難渋しています。3回、4回とコールを繰り返していたので、その間にその局の周波数にVFO Bを合わせ、終わったところで呼んだら、まずプリフィックスが返り、もう一度呼んだら今度はこちらのフルコールが返ってきて、幸運にも交信に成功しました。5.8KHzアップでした。
恥ずかしながらなんとか滑りこみで多くの皆さんの話題に参加することができました。
イランのような大きな国でなかなかアマチュア無線の電波が出ないのもおかしいのですが、やはり革命以後は特殊な国なのでしょう。
イランといえば、35年余前、ちょうどW(アメリカ)にいたときに起きたアメリカ大使館員人質事件が記憶に残っています。もっとも、英語が完全でないためにあちらでの報道の細かいところやニュアンスなどが分からず、正確に分かっていないかも知れません。
Worked the DXpedition station to Iran, EP6T, on 28MHz band by CW at 05 hour UTC yesterday. Iran was a new DXCC entity for me. Thanks for the operator for picking up my weak signal.
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