WW Contest CW, 2014 週末のコンテスト
いつもと同じですが、今年は土曜日がクラブの公開移動運用、日曜日、月曜日ともに午前中に用事があり、細切れの時間に、リグをオンにして、CQを出して見るだけでした。
コンテスト中のリバース・ビーコンは、膨大なデータが流れるので、当局のような弱小局はめったにレポートされません。どういう基準で載せてくれるのかは不明ですが、何回かは出たようです。
サーチして得たデータを整理し、時間帯ごとにまとめ、右側に赤字でその時間帯(前後はさまざま)にもらったコールの数を書き込みました。
29日(土)の最初の3交信は、クラブの公開移動運用のときに立てたヘックスビームを北東に向け、ホームコール/1でCQを出したときのものです。NAのビーコンからのデータは出ませんでしたが、3局は、かなり遅い時間だったのですが、NA(ゾーン3)でした。
UTCの29日2217、上の表の3番目の時間帯で、まだリバース・ビーコンに出る前にゾーン5のK3LRに呼ばれ、ちょっと驚きました。ちょうどS & Pモードだったのかも知れませんが、当局の2エレHB9CV、約60Wの信号をWの東海岸から良く見つけるものと驚きました。
後で、QRZ.comのページを開いてみたら、「クワッドコプター」"quadcopter"による空中写真撮影の動画にリンクされていて、まだ全部は見ていませんが、たいへん興味深いものでした。この英語ははじめて見ましたが、4隅に小さい水平回転翼がある無人飛行する器械だと思います。東京でも、先日、マンションの建設現場で使われていました。(工事記録写真撮影のため?)
たしか、28メガ用アンテナは、7エレ4本のスタックだったように思います。
次の一番下の時間帯が今回、一番良かったようです。
UTC 30日は、0800ごろからの28メガでのCQにさっぱりコールがないので、21メガにQSYしてみたところ、RBNに出る数字が案外に良く、6局ほどからコールをもらえました。もっとも、QRMがあって、ほんとうに当局をコールしていたものか、今一つ自信のないものもありました。
今年は、固定局用のTS-850Sを使ったのですが、前にも書いたようにCWフィルターを装着していないので、さすがに、大きなコンテストでは上や下で出ている強い局が聞こえて、受信を難しく感じました。また、セミ・ブレークインの受信への切り替えが遅く、コールの頭の"K"が"A"と聞こえてしまいます。フル・ブレークインだと、スペースの間に聞こえる受信ノイズがうるさくて、具合が良くありません。もう少し研究が必要のようです。
なお、リバース・ビーコンのデータをダウンロードすると、データ量が膨大で、処理がたいへんなので、上の表は、サーチの結果をコピーしてメモ帳にペーストし、置換え機能を使ってコンマを挿入したり、不要な項目を省いたりして、CSVファイルを作りました。時刻の昇順に並べ替えてあります。載る回数が少ない弱小局しかできないことですね。
(訂正・補足) K3LRの28メガ第1ステーションのアンテナは、8エレ×4のようです。QTHは、ニューヨークからシカゴ経由サンフランシスコに通じている大幹線道路、I(インターステート)-80のペンシルバニア州の区間の西の端に近い辺り、もう少し西に行くとオハイオ州(コールは8)になるところです。空中写真の動画に、インターステートを走る車が写っています。
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