沖縄移動余話 2
沖縄での移動運用余話のその2です。
今回の移動のために、準備したものが2つありました。結局、1つはちょっとした工作をして、荷物に入れましたが、使うことなく帰りました。
もう1つは、事前に秋葉原へ行って買ったのですが、マニュアルを読みながらテストをしていたら、運用の計画には適さないことが分かり、荷物に入れませんでした。こちらの方は、今後の使用方法にも関係があって、ちょっと深刻です。
電源コードにジャンパー・ケーブル用の大型クリップとターミナルを付けたものです。
クリップは、DIY店で買いました。宿泊場所の部屋からの運用が、何かの事情でできないときのために、レンタカーにリグを置いて、宿泊地の駐車場か別のロケーションの良いところで運用することもできるように、用意をしました。離島からのIOTAペディションにたいへんアクティブなJI5RPT局のアドバイスもいただきました。TNX.
単純な工作ですが、アクリルの板にドリルで穴を開けようとしたら、押さえ方が弱くて、最初の回転で板が飛んでしまい、部屋のどこかに入りこんで、どうしても見つからず、あきらめて、別の板を使いました。
また、手持ちのターミナルを取り付けたら、頭がはずれないもので、現に使っている電源コードの卵型ラグが使えないことが分かり、もう一度ジャンク箱をあさって頭の外れるものに取り替えたので、思いのほか時間がかかってしまいました。
最初に無くしたアクリル板は、後日、掃除をしていたら、デスクの下の一番奥の方、ACコードやDC電源コードが這っている下に落ちていました。
バーテックス・スタンダード(ヤエス)の屋外用オートチューナー、FC-40です。
今年から、移動用にFT-450を使っていますが、昨年までリグとセットでいつも使っていたオートチューナーは、アイコムのAH-4でFT-450では使えないので、マニュアル・チューナーやマッチング・ボックスで我慢していました。
沖縄では、やはり、クイックQSYができた方が良いと思い、思い切って同じメーカーの屋外用ATUを買うことにしたのです。
ところが、テストのため、2階のベランダにバーチカルを仮設し、使ってみるべく、マニュアルを見ながら線をつなげて、念のため接続法に続いて載せてある「アンテナの設置例(第4図)」というところを見たところ、最後のところに、太字ですが、小さい字で、
「注意:アンテナ端子とGND端子を短絡するループアンテナを使用するとFC-40が故障する原因になりますので使用しないでください。」
と書いてあるではないですか。
いつも良く使っている21メガ用のループを沖縄でもメインに考えていて、コンディションによっては、24メガ、18メガなどにもATU使用でQSYしようと思っていたので、ショックでした。
アンテナ本来のバンドや一つ上か下のバンドなら、大丈夫ではないかとも思いましたが、最初から故障させてもまずいし、コントロール・ケーブルなども含めるとかなり荷物も大きくなるので、持って行くのはタッパーウエアの箱入りのマッチング・ボックスにし、せっかく買ったFC-40は家に置いていきました。
そんなことで、今後の移動に関しても、ループ型でない良いアンテナは無いかと探しています。
もっとも、別記事で書きたいと思っていますが、不調だったIC-706MK2がいちおう復活したので、移動にはそちらを使うというオプションも出てきました。
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