IC-706 MK2 復帰 ICOM IC-706 MK2 Back to My Shack
昨年の今ごろに不調であることが判明し、メーカーの修理サービス期間も終了して、お蔵入りとなっていた、アイコム社の小型トランシーバー、IC-706 MK2が先日復帰し、11月9日からシャックに置いて使っています。
ヤエスのマニュアル・アンテナ・チューナーFC-700を下に置いているのは、ダミー・ロードが内蔵されているので、テスト用に繋ぎました。
このリグの修理をしてくれそうなところをネットなどで探していたのですが、ずっと見つからないでいました。まさに「灯台下暗し」だったのですが、ローカルのクラブの会員のJR1BAL局がホームページをお持ちと聞き、開いて見たら、測定器をそろえて、機器の修理を受け付けていることがわかりました。(左にリンクがある"Brilliant Audio Laboratory") 早速、お願いして持ち込み、調べていただきました。
不具合は、CWのトーンがハムが乗ったような濁ったものになることでした。局発の発振のトーンとか、いろいろ調べても、異常がなかったそうで、しばらく悩まれたそうですが、リセット操作をしてみたら、治ったそうです。なにか制御のマイコンがからんでいるらしいですが、はっきりとした原因は特定できていません。
ただし、BAL局宅で直ったのを確認した後、自宅に持ち帰ってテストしたら、また、ハイバンドで、トーンが濁って聞こえる現象がおき、しばらくは、電源コードをアルミフォイルでくるんでシールドしてみたり、BAL局からフェライト・コイルを入れて回り込み対策をしてある電源コードをお借りしたり、あれこれのテストで時間がかかりました。
結局、IC-706にダミーロードを繋ぎ、モニターの受信機は近くに置いて、アンテナをはずした状態でテストしたのでは、本当の送信電波が正しくモニターできていないことが分かりました。
距離を5メートルくらい離し、QRPでアンテナから送信した電波を聞いてみると大丈夫で、さらに念のため、2キロほど離れたBAL局に試験電波を受信していただいて、確認しました。
モニターの方法によって、トーンが濁って聞こえるのでは、昨年の秋の本当の状態も、良く分からなくなってしまいましたが、最後のころには、7メガで、597というレポートをもらったことがありますので、具合が悪かったことは間違いありません。
なお、ディスプレイに表示されている周波数は、このところ数週、土曜日の夜、2100JSTころから、ローカル局とSSBでラウンドQSOをしているところです。クラブのロール・コールの周波数が50.350MHzなので、これと似て覚えやすいところにしています。もし聞こえていましたら、お声がけください。
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