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2014年8月11日 (月)

移動運用時のコール付加文字 Portable Designators

ヤビツ峠移動の記事に関連して、移動運用の際に呼出符号、コールサインに付加して送信する記号・文字、”/p”, “/1” などについて書いておきたいと思います。
なお、このことについては、JA7IC局のホームページに同局の考え方が掲載されています。
http://ja7ic.dxguy.net/P-Weapons/Jaff-pedi/ja7ic-callsign.html

まず、コールサインに付加する文字については、電波法令上は何も規定がなく、何を付加するかは、運用位置を明らかにして受信者の便宜を図ったり、アワード・ハンターにインフォメーションを与えたりするという目的と、今までの慣行から決まってくることであり、何も付加せずに運用しても問題ないと理解しています。

私は、JA7IC局を見習う形で、平成14年(2012年)から、JA1エリアでの移動運用時にコールサインに「斜線+p」、”/p”を付してオンエアすることを始めました。WWFF、WCA、ARLHSなどの海外のアワード・プログラムに参加してオンエアするとき、ARRL DX、ILLWなどの国際的なコンテストやイベントに参加するときには、海外局に理解されやすいように、”/p”を付けています。
国内のアワードであるJCCサービスや単なるアンテナのテストなどの場合は、”/1”を付しています。
1エリア以外のエリアに移動したときは、JA7IC局と違い、それぞれのエリアの数字を付すことにしています。

現在このようなことにしている理由として、一つには、移動運用で国際コンテストに出たときに、1エリア内の移動で”/1”を付けていると、日本以外ではそのような付加文字があまり無いため、相手の海外局がなかなか取ってくれないことを体験しました。
(ただし、2011年までに、何回も”/1”を付けて運用したので、それが海外局の電子ログのデータベースに入ってしまい、コンテストなどで呼びに回ったときに、”/p”を送っても、パーシャル・チェックで、”/1”が返ってくることがあるのには、少し困っています。)
もう一つは、2006年から、ときどき8月のILLW、International Lighthouse and Lightship Weekend、国際灯台・灯台船週末に、事前にエントリー(登録)して参加するのですが、エントリー局のリストを見ると、当局がやっていたような、コールサインのプリフィックスと同じエリアの数字を付加した局は、見当たらず、ここで日本の慣行によるのは、少し格好が良くないことです。
ちなみに、今年のイベントは、今度の週末で、すでにリストに500に近い局がエントリーしていますが、リストをご覧になればお分かりのように、何も付加しないか、”/p”を付したり、”/lh”を付したりした局が大部分で、プリフィックス内の数字と同じ数字を付している局は、1局も見当たりません。
http://illw.net/index.php/entrants-lists/entrants-list-2014

Kif_1259s

Kif_1251rs
写真は、2006年8月に千葉県の太東埼灯台からILLWに参加したときのものです。まだ決めていませんが、久しぶりに今年もここに行くかも知れません。このときに隣でUHFを運用していた局は、まったく偶然に来合わせただけで、当方やILLWとは無関係です。

My usage of portable designators at present is as follows: Within the call area number 1, MY CALL/p in international contests and for oversea award programs, and MY CALL/1 in Japanese contests, for Japanese award programs, testing antennas or rigs etc. When operating in other call areas, the number of the area is used unless "/p" is mandatory in the rule of the participating event. As it is not common to use “/p” in Japan, some stations seem to have difficulty copying this type of designator.

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コメント

現在,ルールがないだけに,かえって面倒ですね(ルールがあると思っている人もいて余計ややこしい^^; ).
基本はJARLのコンテストの規約に準拠している人が多いようですが,CEPTとの相互認証の話も進みつつあるようで,柔軟にとらえていく必要がありそうですね.

SGHさん、コメントありがとうございました。
コンテスト規約やCEPTのことは、あまり知りません。
記事に書くのを忘れましたが、当局は、バッテリーでのCWの移動運用が多いので、1の代わりにpを使うと、長点1つ不要、長点もう一つが短点になり、少しでも電気をセーブできるという、いささか末梢的な理由もあります。

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