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2014年3月24日 (月)

2 Element Delta Loop Antenna (2)

昨日の記事の続きです。
ループの調整は、まずラジエーターだけ張り、アンテナアナライザーで同調周波数を調べました。これは、16日データをベースに前日に工作してあった結果がほぼピタリで、28.060MHzあたりでした。(数値は、書き留めていないので、記憶違いがあるかも知れません。)インピーダンスは約100Ωでした。
次にラジエーターを下げ、リフレクターを調べたら、26.7MHzあたりで、希望周波数28.050MHzのおおむね95%なので、そのままにしました。
今度は、2つのエレメントを張り、ラジエーターの同調点を見たところ、予想したとおり、リフレクターに引っ張られて、だいぶん下がっていて、27.87MHzくらいでした。インピーダンスは、70Ωほどでした。 粗い計算で7センチほど短縮が必要でしたが、片側3cmずつ短縮したところ、おおむね希望周波数になりました。そのときのインピーダンスは、130Ωと、高くなっていました。リフレクターが付くと下がると思っていましたが、なぜなのか、ちょっと分かりません。
給電点からぶら下げたTVフィーダーは、前日の測定で、希望周波数の1/2波長より少し長く、27.9MHzくらいで共振するようでした(短縮率81%)。フィーダーの端に入れたLCボックスでは、Lがエアダックス・コイル1ターン、Cが50pFほどで、SWRが1.3くらいになり、それ以上は下がりませんでした。バランス・アンバランスの問題もあるかも知れません。また、ボックスの中の配線もあるので、TVフィーダーは、短めのほうが良いのかも知れません。そのままで運用することにしました。リグでのSWRはほぼ1でしたが、念のため内蔵チューナーも入れました。
ラジエーターの寸法(調整前)は、斜辺が400cm、底辺が320cmからはじめましたが、手直し後はまだ測っていません。
今後の構造の改良点として、リフレクターの釣竿の下の1.8mのデベポールを0.2~0.3m継ぎ足し、釣竿の基部を少し高くしようと思っています。リフレクターの斜辺は、計算上ラジエーターより0.2m弱長くなります。最初は、デルタの頂点を竿の少し高いところに止めることで処理しようとしたのですが、これはミスで、竿が細くなるのでしなりが大きくなり、相似形になりませんでした。当たり前のことですが、上げてみるまで気づきませんでした。
また、TVフィーダー給電でなく、ビーメックス線ではしごフィーダーを作るか、給電点に入れられる軽量のマッチングを工夫するより良くなると思います。ただ、28メガのコンディションが保つのはそう長くないと思うので、あまり手間をかけても時間の無駄になる可能性があります。

The basic dimensions and data of the two element delta loop antenna:    
   Size (Radiator before adjustment)     400cm x 2, bottom side 320cm
          (Reflector)   approximately 1.05 x Radiator

   Height (at top)   5.4m,   (at feeding point)   1m
   Consonant frequency of radiator   28.050MHz    
   Impedance   130Ω  
   Space between elements   220cm

このアンテナでの28メガの交信は、午前が6局(JA 1, BA 1 およびこちらからコールした局を含む)、午後が9局(JA 1 およびコール局を含む)で、少ないものに止まりました。ベストの時間帯を逃しているためもあるでしょう。ただ、UR、ウクライナのGPアンテナ使用局が呼んできたことなどから、少し良いような気もしました。
このアンテナは、実効地上高が低いことが、欠点かと思います。そばの荒川の水面反射がねらい目なのですが、低いので、水面との間の地面で減衰してしまうような気がします。

Img_7631s
一昨日は、11時過ぎでいったん28メガの運用はやめ、10メガの逆Vアンテナの調整をしました。このところ、ATU頼みで出ることが多く、もう7~8年は使っていませんでしたし、当時も最初の調整だけで、線の伸びなどを無視していました。はじめてアナライザーで測ったところ、地上高が低いこともあってか(製作時は8m高で調整)、だいぶん同調周波数が下がっていました。10cmほど短くして、約5mに上げ、12時半ころから昼食休憩をはさんで14時過ぎまで電波を出しました。 フルサイズの逆Vは、低くても結構飛ぶようで、同時に呼ぶ局がなければ、名前を送るゆっくり目の交信でしたが、ほぼコールが続き、34局をログしました。

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