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2013年9月16日 (月)

グリニッジ余談  "Greenwich"

GMTのことを書いたついでに、関連の話題を2つ3つ取り上げたいと思います。

○「グリニッジ」か、「グリニッチ」か

英語の発音に近いのは「グリニッチ」と思いますが、明治のころから、「ジ」と言ったり書いたりすることが定着したようです。ただ、「サンドイッチ」は「ジ」とはならないので、頭が濁音だと終わりも濁音のほうが日本人の頭に入りやすいのかも知れません。ネット上の情報によれば、明治19年の勅令には、「グリニッチ」と書いてあるようですし、なるべく「チ」を使った方が良いように思います。

○Greenwich の意味

"wich"はオールド・イングリッシュで、"harbor" 港という意味だったそうです。したがって、緑の港という意味だったようです。"Sandwich"も、元は地名で、「砂の多い港」というような意味だったそうです。それが貴族の姓になり、食事の時間も惜しんでギャンブルにふけった何代目かの当主が好んだことから、食べ物の名前になったとのことです。

○Greenwich Atoll

ミクロネシア連邦、チューク諸島の南南東にカピンガマランギ、Kapingamarangi Atoll という環礁がありますが、第二次大戦のころまでは、グリニッチ環礁と呼ばれていました。日本の海軍の根拠地であったチューク、旧称トラックとニューブリテン島のラバウルを結んだ線の少し東にありますが、およそ中間あたりなので、飛行機の航法の目標として、また、飛行艇や水上機の中継基地としての価値があり、戦史の資料にときどき出てきます。沈船もあるようです。

ここには、IOTA OC-167のナンバーが付されていて、2009年の3月には、V63TOのQRVがありました。当局も、オペレーターたちの滞在の終わり近くではないかと思いますが、3月16日に18メガで1交信してもらいました。

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