石神井城跡 Shakujii Castle
先日の武蔵関公園に続き、一昨日の日曜日に石神井公園に自転車で行ってきました。ここも武蔵野の湧水でできた三宝寺池と、そのすぐ下流の人造の石神井池を囲む公園です。三宝寺池の南側は武蔵野台地で、池より5メートルくらい高くなっており、そのさらに南には石神井川沿いの低地があります。この自然の地形を利用して、戦国時代に豪族豊島氏の居城である石神井城が築かれており、遺構が残っています。
地形から、西側に防御線がないので、土塁を築き、空堀を掘って郭を作っています。はっきりと残っているのは、主郭の部分とされていて、保護のためにフェンスで囲まれ、原則として中には入れないようになっていました。滝山城のような丘陵と違い、ほぼ平地で、宅地化も進んでいるので、城全体の構造は、現地ではほとんど分かりません。
説明の看板によると、土塁はもっと高く、空堀も深くて、堀の底から土塁の上まで10メートルほどあったと推定されたそうです。
樹木もあるし、石垣や門、櫓のある城と違い、城跡らしい写真を撮ることはなかなか難しいです。
主郭西側の空堀跡 The dry moat of the western side of the main section
主郭西側の空堀と土塁
The dry moat and the earth bunker of the western side of the main section
主郭北側の三宝寺池にかかる橋を渡ったところにある石碑
I enjoyed another bicycle ride to the west from my home last Sunday. It took a little less than one hour to arrive at the site of the former Shakujii Castle. The dry moat and the earth bunker of the part of the castle that was thought to be the main section is remaining and surrounded by steel fences for preservation. The castle was said to have been built during the Sengoku era, or the Warring era, the fifteenth and sixteenth centuries, by Toshima family. The site is a part of a park in the western suburb of Tokyo. As the site is on the flat Musashino terrace, other sections of the castle have been lost by farming and urbanisation.
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