IOTA コンテスト IOTA Contest
土曜日の夜から、7月末恒例のIOTAコンテストがありました。島から出ている局と交信するチャンスなので、なるべくワッチしてみましたが、21・28CWだけなので、あまり交信数は増えませんでした。ざっと数えたところでは、35交信、20マルチでした。
IOTAのカードを整理したことがなく、どこがニューだか分かりませんが、アジア、オセアニアを除くとほとんどできていないと思うので、ダボハゼ的に、聞こえた島局は片端から呼ぶ方式です。
コンテストのおかげで、前日にも5つか6つの島と交信しました。
土曜日の夜に、LZ0IのCQを見つけ、コールから島だろうと見当をつけて呼んだら、EU-181、ブルガリア・グループでした。ほかにはこれといった島もありませんでしたが、9A5D/p、EU-016、ダルマチア南部グループと交信できて良かったです。先週の記事にロクルム島の写真を出しましたが、同じグループのロプド島の10年前の写真を載せてみます。
Lopud Island, Croatia. IOTA EU-016, Dalmatia South Group.
9A5D/pの今年のQTHは、見つかりませんでしたが、去年のレポートが"3830" コンテスト掲示板にあり、シパンとありました。シパン島は、ロプド島の西北の隣で、ドブロブニクからの定期船が寄る島としては、ロプドが2つ目、シパンが3つ目だったと思います。9A5Dは、ドブロブニクの無線クラブのコールのようですが、昨年の移動は、クロアチア・コンテスト・クラブとしての参加で、9A3IDをはじめ、計8名の運用によるHF5バンド、ロー・パワーでの参加だったようです。
CW Qs= 1,353, CW Mults= 256, Ph Qs= 641, Ph Mults= 236
Total Score = 6,823,548
当局は、5月から、最小限サイズとはいえ、いちおうビームなので、日曜の昼間は、あちらへ向けたりこちらへ向けたり、ローテーターにだいぶん働いてもらいました。近場が多いので、回さなくても届いたかも知れませんが、やはりベストの性能で呼びたくなります。
CQもたまにチョコチョコと出して見ましたが、開始後2時間くらいの1407UTCから5局ほどコールがあったのがベストでした。
JAFFで知り合った方が快調にパイルを捌いているのや、JA6の天草、AS-012の局がパイルを浴びているのが聞こえました。EU、NAの大票田に軽く飛ばせるJA局には、楽しめるコンテストなのでしょうけれど、平均以下の本州局の場合には、近くに票田がないのが苦しいところです。終わりも近い日曜日の1030UTCころからは、OH0Bにダイアルを合わせて、そのシグナルを聞きながら別のことをしていましたが、オーランド諸島からは、近くも遠くも開けていたようで、大忙しのようでした。当局は、島に興味をもっている局のQSOパーティーという感覚で、今後も楽しみたいと思っています。
実は、ルールも良く知らずにやっていて、終わってからCQ誌を読んだのですが、ちょっとシリアスな説明不があるようです。これは、次回に書きたいと思います。
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