平成25年度JARL社員総会
株主総会や法人の総会、理事会などの時季ですが、JARL、日本アマチュア無線連盟の社員総会も今度の日曜日、16日に東京、新宿(西新宿)で開かれるようです。
昨年の波乱の第一回社員総会のことを書きながら、その後はやや無関心に過ごしてしまいました。このところ、「jarl社員総会」のサーチから当ブログを見に来る方がいらっしゃるので、思い出し、にわか勉強をしてみました。
JARLのホームページによりますと、こんどの社員総会に、長年の懸案であった会費前納者への交信証転送サービスを一定の猶予期間後に停止し、交信証転送費として年額3,600円を払った人のみ転送が受けられることにする規則改正案が提案されます。
ホームページの規則改正案は、定款の条文番号のみ引いていて、分かりにくいのですけれど、前納者(案では「ライフメンバー」とされるよう)に対する下の定款第14条第2項および第3項の規定の適用が問題となります。
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第14 条 〔第1項略〕
2 会員(家族会員を除く。)は、機関紙の配布を受けることができる。
3 会員は、理事会の決議を経て別に定める方法により交信証及び受信証の転送を受けるこ
とができる。
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24年度の決算では、見方が正しいのかちょっと自信がありませんが、正味財産が41百万円減少し(赤字を出し)、期末に 1,141百万円 となっているようです。貯えを食いつぶしながら運営しているという状況には変わりないようです。
この1年の間に話し合いや根回しもされたのではないかと思いますが、情報不足でなにも知りません。
ある知人は、このような改正は契約違反だから裁判で訴える、といっています。気持ちは分かりますが、勝てるのかどうか、ちょっと分かりません。まったくの第三者ではなく、少なくとも建前上は会員として前納制導入当時の理事会や総会の決定事項の関係者であったこと、また、前納の選択のときに、年月の経過による事情の変化の可能性も考慮はできたはずだからです。もっとも、前納を選択しなかった会員も、今日のような事態を予想したわけではなく、自分の健康とか無線から離れてしまう可能性とかの不確定要素を考えただけの人が圧倒的多数でしょう。
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