2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

2017年7月18日 (火)

JAFFで多忙な日 A Busy Day of JAFF

一昨日、7月16日(日)は、JAFF、JAフローラ・ファウナ・アマチュア無線アワードプログラムが昨年8月にスタートして以来の盛況の日でした。
1日に4局がほぼ同時にアクティベーションに行かれました。大きなアワードではたいしたことではありませんが、アクティベーションに参加している局がまだ少ない現状では、初めてのことでした。
Jaff_20170716
 
JS1UEH局が、日本の代表的な国立公園の一つである中部山岳国立公園、JAFF-0006、から初のオンエアをされたのが一つのきっかけのようですが、その副産物として、P2P、 公園対公園の交信も複数ログされたようです。
管理人もJAFF-0242、JAFF-0215の2つと交信することができ、前者はニューでした。アクティベーションをされた皆さん、ありがとうございました。
 
Sunday, July 16, was a busy day for JAFF hunters. Four activators, including JS1UEH/9 in JAFF-0006, Chubusangaku National Park, were active on one day for the first time since the JAFF program was launched nearly one year ago.

2017年7月15日 (土)

「イギリスの大貴族」 Grandees of England and Their Castles

図書館で持ち運びしやすい新書か文庫本を探していて目に止まったので、「イギリスの大貴族」海保眞夫著、平凡社新書、1999年刊、を借りて読みました。テレビ放送中の「ダウントン・アビー」を録画して見ているので、英国の貴族のことに少し興味が出ました。
この本によりますと、英国の上院に議席を与えられている世襲貴族は750名いるそうですが、「大貴族」といえる家は、その約1割くらいだそうです。
本書は、その中でも中世以来の由緒がある3つの家、ノーサンバランド公爵、ダービー伯爵およびノーフォーク公爵に的を絞り、それぞれの歴史や著名な人物のことを書いています。いずれも、前身の伯爵家なども入れれば、14~15世紀以来の貴族です。
管理人は城に興味がありますので、ここでは、この本に出て来た貴族の城や居館と、余談として取り上げられている有名な城をリストにし、ホームページがあるものはそのURLも記録してみました。
本はすべてカタカナ表記ですが、ネットで英語の元の綴りを調べました。旅行に行く場合は、元の綴りが分からないと不便だと思います。
なお、爵位に付いている名前は、ほぼ日本の県にあたるようなエリアの英国のシャイアの名前のようで、一族の姓は別にあります。日本の薩摩守島津家というのと似ていると思いました。もっとも明治以降の日本の華族は、島津公爵のように姓で呼ばれますが、江戸時代は老中などが伊勢守とか、儀礼的な職名で呼ばれたようなので、少し似ています。英国の場合も、領地名は本当の本拠地、出身地と関係が深い場合と、儀礼的に与えられた場合と、ともにあるそうです。
無線の城アワード、WCAのナンバーがあるものは、それも記入しています。
-------------------
1.ノーサンバランド公爵パーシー家
  Duke of Northumberland, House of Percy
 
アニック城 Alnwick Castle, Northumberland
WCA G-00145
https://www.alnwickcastle.com/
サイオン・ハウス Syon Park, Middlesex / London
https://www.syonpark.co.uk/
-------------------
2.ダービー伯爵スタンリー家
    Earl of Derby, House of Stanley
 
レイサム荘園 Lathom Manor, West Lancashire.
フートン荘園 Hooton Manor, Chesire.
ノーズリー Knowsley Hall, Merseyside.
 
ピール海城 Peel Castle, Isle of Man
 
-------------------
3.ノーフォーク公爵ハワード家
    Duke of Norfolk, House of Howard
 
ハワード城 Castle Howard, Yorkshire   
WCA G-00389
http://www.castlehoward.co.uk/
オードリー・エンド Audley End House, Essex
http://www.english-heritage.org.uk/visit/places/audley-end-house-and-gardens/
-------------------
4.関連記述で出てくる城
 
ハットフィールド城 Hatfield House, Hertfordshire
Cecil Family, Earl of Salisbury
http://www.hatfield-house.co.uk/
ブレニム城 Blenheim Palace, Oxfordshire
Churchill Family, Duke of Marlborough
WCA G-00240
http://www.blenheimpalace.com/
-------------------
5.「ダウントン・アビー」のロケ地
ハイクレア城 Highclere Castle, West Berkshire
Earl of Carnarvon, Herbert Family
https://www.highclerecastle.co.uk/

2017年7月10日 (月)

暦と週 Calendar and Week

先日、七夕に関連して暦のことを書きました。その時に思ったのは、現在、カレンダーを見てみなさんが気にするのは週の曜日なのに、これは西洋からの輸入で、江戸時代以前の日本の暦には曜日がなかったことです。
もっともリタイヤ生活になって、毎日が日曜日ですが、自分が働いていなくても、子供たちと会うとか、役所、病院、その他のサービスを受けに行くとか、観光地の渋滞とか、生活と曜日は密接に関係しています。
なぜ1週間が7日なのか、これは年とか月のような物理的に決まってくるものではないので、ちょっと不思議です。
江戸時代以前には、子の日、丑の日とか十二支のサイクルで日を考え、さらに甲乙丙丁の十干を組み合わせて60日のサイクルで日を考えていたようです。
近所にもところどころに庚申塔が残っていますが、60日に一度徹夜することで、生活にメリハリを付けていたのではないでしょうか。
Img_8644s
 
週の7日サイクルには諸説あるようですが、月の30日に対して、その4分の1に近いことが、大きな理由ではないでしょうか。
例えば、昨日、7月9日(日)は月齢15の満月でしたが、そのことから、2週間後の23日か24日が新月と推定できます。(月齢カレンダーでは23日)
週の起源は古代バビロニアに遡るらしいですが、いまや人類の文化の要素として、欠くことのできないものになっているようです。
There was no concept of the week in Japan before the Meiji Restoration. Days were counted by sexagenary. There remains some koshin stone pillars in our neighborhood, suggesting that local people stayed awake once in every 60 nights
 
 

2017年7月 4日 (火)

V6J ミクロネシア連邦モキル島移動局

昨日、7月3日(月)の午後2時(0500 UTC)過ぎに、ミクロネシア連邦の離島、ポンペイ島の東約150kmにあるモキル島、IOTA OC-226、にIOTAペディションで滞在、運用中のV6J局と、14MHz, CWで交信しました。ちょうど信号が上がってきていて、呼ぶ局が少なく、当方のような弱小局でも交信ができて幸運でした。
QRZ.COMのV6Jのページに現地からの最新情報が出ていますが(JN6RZM局のブログには翻訳あり)、開発途上の小さい国の離島ならではの、いろいろな難しさがあるようです。島への船も最初の予定より1週間くらい遅れたようで、帰りの飛行機便も変更でしょうから、休暇を取って行った方はそれも延長で、たいへんと思います。
4人のメンバーの一人、JP3AYQ局は、JAFFにも参加されて、慶良間諸島国立公園、JAFF-0092、からQRVされています。
スムースな運用と帰途のご安全をお祈りします。
 
当ブログの管理人は、2005年にチューク州の中心、チューク環礁のウェノ/モエン島に行ったので、その頃に、ミクロネシアの離島についても少し調べました。
太平洋諸島と大戦中の戦記にたいへん詳しい方から、自分はもう高齢で行けないからと、「モートロック戦記」(昭和58年刊、非売品)という貴重な書籍をいただきました。
Mortlock_book_2
 
モートロックk諸島は、チューク環礁の東南約250kmにあり、IOTA OC-254というレファレンス・ナンバーが付いています。交信済み率は14.5%で、IOTA-226、モキル・ピンゲラップ環礁の11.9%に比べると、それほど高値ではありません。
大戦中は、チューク(旧トラック)環礁が日本軍の重要基地であったので、そことニューブリテン島のラバウルとの間にあるモートロック諸島やカピンガマランギ環礁、IOTA OC-167、が軍事的に重視されたようです。
The V6J team on the rare IOTA OC-226 is active now. Was lucky to work the station on 20m with an antenna for other bands local afternoon, yesterday. The team seems to be coping with some problems according to the pilot, Joe, JJ3PRT. Wish them good luck.
 
The book above was compiled by the Japanese veterans stationed in the Mortlock Atoll, Chuuk State, F.S.M., IOTA OC-254. They had hard times with no supplies during the last half ot WW II and some survivers from there edited this book in 1983.

2017年6月28日 (水)

苗場山の池塘 Wetland near the Summit of Mt. Naeba

先週の週末、管理人が狭山丘陵に無線をしに行ったときは、我が家の隊長は山登りでした。
行き先は、新潟・長野の県境、スキーでは有名な苗場山、標高2,145mでした。登り4時間半で、最後の方はきつかったそうです。頂上の自然体験交流センターに泊まり、帰りは長野県側に下りて小赤沢温泉に入ってから帰ってきました。
山頂の南西側に、2,000m級の山頂付近には珍しい、1キロ四方近くもありそうな広い湿地帯があり、池塘が点在しているそうです。
お土産に写真をもらいましたので、掲載させてもらいます。
ここは上信越高原国立公園、JAFF-0013、の中心部です。
248884939_org_s
248884983_org_s
The young lady in my home went for a moutain climbing last weekend while I was activating JAFF-0199. The mountain she conquered was Mt. Naeba, meaning a nursery place, 2,145m a.s.l. on the border of Niigata and Nagano prefectures. There is a spacious wetland around the summit. It is rare for this height of more than 2,000m. This area is in the Joshin'etsukogen National Park, JAFF-0013. The group tour by bus with two guides and lodging inclusive cost her considerable amount of money.
 

2017年6月25日 (日)

Portabel JAFF-0199, Sayama PNP, Tokyo. 瑞穂町JAFF・公園移動

Went to Mizuho Town, Nishitama-gun, Tokyo, yesterday, Saturday, June 24, for a short activation of JAFF-0199, Sayama Prefectural Natural Park.
The site was on the southern slope of a hill and ten meters below a hill top of 185m above sea level. The western and southern sides were open but good propagation to the north could not be expected.
Img_2308s
                    Looking north from the site of operation.
Logged about 80 contacts including 1 P2P on 40 and 30 meter bands CW in about two hours. Closed about 20 minutes after the sunset (1000 UTC, 1900 JST).
The site was only 35km from my home but it took 2 hours and 20 minutes to get there during the Saturday afternoon. This is the real traffic situation of congested Tokyo conurbation.
昨日、6月24日(土)は、我が家の隊長が留守で家では夕食がないのと、ちょうど梅雨の晴れ間だったので、午後から近場の都立狭山自然公園、JAFF-0199、に出かけました。
このレファレンスはすでに3回オンエアしています。
過去の運用は大部分が多摩湖のそばの駐車場からで、時間制限があったし、最初はお盆のころでしたが、後はウィークデーだったので、週末の需要があるかと、行ってみました。
JA7GAX/7の福島県内JAFF移動とP2P (Park to Park)の交信もできたらと考えました。
運用地は、は西多摩郡瑞穂町の石畑駐車場といい、狭山丘陵の西の端、六道山の近くにあります。
昨年の8月には、谷間のグランドの反対側にある駐車場からモービル・ホイップで短時間オンエアしました。こちらは高さ175mくらいの西向きの斜面です。
先日、時間制限があるか電話で照会したら、ないということでした。
車の上にコイル入り釣り竿バーチカルを立ててオンエアしたところ、かなりコールがあり、80交信ほどできました。
石畑公園に公園アワードのPK-150というナンバーがあり、それも使ったので、そちらのためにコールしてきた局が多いようです。
Img_2288s
ほとんどが7メガで、ほかは10メガで4交信でした。
オーバーシーは無理そうだったので、10メガでR17RUSを呼んだだけでした。
もっとも7メガでHL1局に呼ばれました。
7メガではRBNでWのスキマーにもなんとか拾われていたので、一度DX指定にしてみましたが、コールはありませんでした。
JA7GAX/7局は、こちらが始めたころには、Jクラスターなどに見当たらなかったので、マイペースで運用しているうちに、あちらから呼んでいただきました。
みなさん、コールありがとうございました。
 
駐車場の北側の10mくらい高いところに芝生の園地があります。案内看板では「富士見台広場」となっていました。石畑公園のゲートの外は、都立野山北・六道山公園で、東京都が管理しているようです。
状況によっては、そこへ一式を運んで運用することも考えたいましたが、アマチュア無線で占有するときは届け出をすることと書いた看板があったので、やめました。
Img_2303s
 
Img_2295s
          富士見台広場。ポールの支柱になるようなものは見当たらない。
いずれコンディションが良いときに、誰か誘って届けてやることも考えたいと思いますが、日取りを決めて届けると、天気などで変えにくいので、面倒です。
 

2017年6月22日 (木)

夏至と暦 Summer Solstice

昨日、6月21日(水)は夏至でした。今年ももうほぼ半年が経ち、これから日が短くなると思うと、月日の経つのが早いと感じます。
学生時代の友人から声がかかり、夕方から東銀座に出かけて、だべり会に参加しました。年齢にはあまりそぐわないホルモン焼きの店、「鳴尾」でしたが、飲み放題で一人5,000円という銀座にしては割安感のあるところで、若い人たちでにぎわっていました。家を出たときは久しぶりに雨風が強く、ズボンも濡れてしまいましたが、地下鉄駅から出たら止んでいて、幸運でした。
Dsc_0525s
往きの電車の中で、最近区のリサイクル・センターでただで入手した「暦」(広瀬秀雄編、1974年、ダイヤモンド社)という本を読み終わりました。「数理科学」という雑誌の特集号をもとに発行された単行本ということで、数式などが多く、理解不能のところも多かったのですが、歴史の本を読んでいると、昔の年月日のことも多く、いわゆる旧暦の仕組みなどは、なるほどと思うところもあり、勉強になりました。
 
太陰暦だけだと1年の長さがずれてしまうので、閏月を置いていたことは知っていましたが、19年間に7回置くと、年の初めが太陽暦の同じ相当日に戻ることができ、その閏月の置き方にも一定の原則があったのだそうです。これは知りませんでした。
また、太陽が1年経って天空上の同じ位置に来ると1年ですが、別に特定の恒星の出没の周期である恒星年というものがあり、これは太陽年より毎年20分長いのだそうです。一周期が約25,800年の、地球の自転のみそすり運動があり、そのためと書いてありますが、これはちょっと理解できません。
もうすぐ七夕ですが、そのみそすり運動による恒星年と太陽年の差のために、七夕の織女星(ベガ)と牽牛星(アルタイル)が空の見やすいところにかかる時期が、七夕伝説がある程度定着しだしたころの中国の漢代に比べると、2月遅らせたくらいで丁度良いのだそうです。20分が72年で1日、2,160年で30日になり、それに太陰暦の月遅れを加味するという趣旨かと思いますが、詳しい説明はありません。
なぜか七夕(+/-α)も昔の仲間の飲み会の期日になっているので、ちょっと気になりました。

2017年6月18日 (日)

運転免許更新用高齢者講習 A Training Session for Aged Drivers

昨日、17日(土)は、はじめての運転免許更新用の高齢者講習に行ってきました。
受講者は、6人で、思っていたよりもずっと少ないものでした。
講義、視力検査、実車指導の3部に分かれていて、講義は6人で、ほかは3人づつ2組に分かれてするようになっていました。
Dsc_0524s_2
申し込む教習所は、受講通知の葉書に載っているものの中から便利そうなところを選ぶことになっていて、自宅から北西、隣の区にあるものにしました。地下鉄でも行けますが、天気が良かったので、自転車で行きました。往きは道を少し遠回りしたため40分ほどかかりました。
着いてみたら、鉄道沿線ウォーキングで歩いた道の端で、昼食をとったマクドナルドと道を挟んで向かいあっているところでした。
Dsc_0523s
高齢者による痛ましい交通事故がマスコミに報じられており、何か対策が必要なことは理解でしますが、このような2時間の講習がどれほど役に立つのかはやや疑問もあります。
手間ひまのほか、4,650円の受講料もかかり、まったくのペーパーライセンスの人や、自信をなくしてもう止めようかと思っている人に、更新をやめるきっかけを作る効果はあるかも知れません。
 
視力検査で、暗いところからの視力回復時間が遅くなっていること、動体視力も若い人に比べて低いことなどが分かるので、そのことを自覚して、注意するようにしないといけないことは分かりましたが、理屈で分かっても実際にできるかは分かりません。
 
実車指導は、教習所内の決められてコースを一人が一回り走るだけで、講師もこれは決まりなのでやりますが、本当の技量の判定は道路を走ってみないと分かりませんと弁解していました。
 
講師の話で、受講者には前の晩に眠れなかったという人もいますが、講習の結果で更新ができなくなるようなことはないので、楽な気持ちで受けてくださいとのことでした。
リタイア生活で、時間の約束も、遅れたら遅れたで良い昼食会とか夜の飲み会とかがほとんどなので、昨日は、目覚ましをかけて寝坊しないように、久しぶりに少し緊張したことは確かです。
 
It is mandatory to attend a two hour training session before the renewal of a driver's license after the license holder reaches 70 years old in Japan. I went to a driving school yesterday and attended a session with 5 others. We were told that when we reach 75, a test for Alzheimer is also necessary.
 

2017年6月11日 (日)

印旛沼移動余話

今回の印旛沼沿岸移動で宿泊したキャンプ場は市営だったためか、印旛沼や佐倉市関係のパンフレットがいろいろ置いてあり、自由に持ち帰りができました。
すでに紹介した佐倉市発行の「もっと知りたい!印旛沼 印旛沼ミニ・ガイドブック」はハンディーで便利ですが、千葉県・印旛沼流域水循環健全化会議発行の「里沼ウォーキングマップ 印旛沼」というものもいただきました。広げるとデスクくらいになる大きなもので、片面は1/25,000で元の印旛沼すべてと周辺の丘陵地をカバーしており、もう片面は1/50,000で、千葉市の南部まで広がる印旛沼の流域がすべて入っています。色刷りの無料で良いのかと思ってしまうほど上質のものでした。
 
これらの資料にも助けられ、このところしばらく足が遠のいていて、頭の中で所在がぼんやりしていた千葉県北部の都市の位置関係やそれぞれの性格を復習することができました。
印旛沼の頭のように見える現在の北印旛沼の東にある台地の上に成田市の旧市街、成田山新勝寺の門前町があります。その台地の東側にはまた広い低地があり、根木名川(ねこながわ)が利根川に注いでいます。
根木名川の東の台地は利根川の右岸、南側に続き、一度小野川で途切れますが、この小野川の河口から川沿いできた河港の町が佐原です。佐原の東の丘陵に香取神宮が鎮座しています。(その境内は国定公園区域になっています。)
佐原の北、利根川の対岸は水郷で、霞ヶ浦、北浦にも水路が通じていますから、水運の要として賑わったことは肯けます。
Sawaranamegawa_ss
 
香取神宮、佐原の伊能忠敬旧宅、下総神崎(こうざき)の神崎神社など、行ったことがありますけれど、大昔だったり、そこのポイントだけ行って周辺との関係に注意していなかったりでした。
 
この際、もう少し知っておこうと、利根川左岸の茨城県某町の出身で、高校は佐原に行ったという知人H君の話を聞いてみることにし、一昨日、9日(金)の昼に食事をしながら話をききました。
 
Photo
        佐原の伝統的建造物群(香取市ホームページより。
        http://www.city.katori.lg.jp/sightseeing/machinami/hozonchiku.html )
 
通学は昭和30年代の半ば、東京オリンピック開催前のことです。
千葉県立大利根自然公園、JAFF-0204、が利根川の10キロほど上流の下総神崎から佐原市の水郷筑波国定公園区域が始まるところまで、利根川河川敷に指定され、また市街の西の台地のあたりも自然公園の区域になっています。地図で見ると寺社が多いようですが、H君によると、京都でいえば嵐山のようなところなのだそうです。区域の南端あたりにある観福寺という寺は、境内も広く、一見の価値のあるところだそうです。
 
高校は佐原駅から徒歩15分くらいのところにあり、普通は一番近い静かな道を歩くのだそうですが、港町なので、花街もあり、そちらに寄り道した人もいて、そのような所業が嵩じた結果、卒業できなくなったケースもあり、入学数と卒業数が10人以上違っているそうです。ただ、卒業しなかったクラスメイトとの再会を楽しみにしている級友もあり、原則として3学年次のクラスで開くクラス会を別の学年次で開こうという人もいて、そのような会も持ったことがあるとのことでした。
 
普通でいえば越境入学なので、どうしたのかと聞いてみましたが、通った高校の学区に、はじめから茨城県が含まれていて、何のやましいこともなかったのだそうです。それには、出身地がもともとは千葉県で、明治32年になって茨城県に編入されたという歴史も関係しているようです。利根川本川の流路も長い間に変化してきたので、そのようなことになったのかも知れません。
今回地図を良くみて、佐原市のところで、利根川の左岸の水郷のあたりまで千葉県で、利根川が千葉・茨城両県の県境と考えるのは間違いであることを知りました。
 
現在では利根川に架かる橋も増えていますが、当時はまだ少なく、通学には渡船と成田線を利用して、列車待ち時間も入れると1時間以上かかっていたそうで、春先の強風のときの渡河など、今から思えばかなり危険なこともあったといっていました。
H君の出身地の旧村のことなど、興味深い話も聞けましたが、何か機会のあるときにでも紹介したいと思います。
 

2017年6月 8日 (木)

自然公園の区域図の正確さ The Accuracy of Area Maps of Natural Parks

国土交通省が各種の土地利用規制関係デジタル・データ公開の一環として公開している自然公園区域のデータを利用して、Jl1NIE局が、自然公園区域及びSOTAのサミットを、QGISという地図表示ソフトを利用して、グーグル・マップと地理院の地形図上に表示するソフト「JAFF/SOTA マップ」を作られました。(現在は、原則として、JAFF MLおよびSOTA JA ML に登録している方々にソフトウェアが提供されています。)
これはたいへん便利なのですが、残念ながら、元のデジタル・データが、大きな縮尺で使用する場合、必ずしも正確ではありません。
 
今回の千葉県立印旛手賀自然公園の場合、運用をしたキャンプ場が区域内かどうか確認しようと、区域図を見たところ、県が公開している区域図では区域内になりましたが、「JAFF/SOTA マップ」(添付の区域図では境界線ぎりぎりか、区域外になってしまいました。
Inbatega_area_ngs_data

県の区域図には、指定の基準線が示されており、「道路敷(除)界」となっていますので、区域図の道路に赤を入れてみました。(カーソルがスムーズに動かせないので、稚拙な線引きになっていて申し訳ありません。)
"WDPA, Protected Planet"による表示も同じように区域の境界線がずれています。
 
なお、「土地利用調整総合支援ネットワークシステム・LUCKY」(図2)の方は、同じデータで表示するものかと思いましたが、こちらは補正されているのか、かなり正確なようです。
Inbatega_area_lucky_s
 
デジタル・データをご利用の方々はご注意ください。

«印旛手賀自然公園移動運用 Portable JAFF-0210, Inba-Tega PNP (2)