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2017年10月14日 (土)

シベリアのアルタイ地方 Altai Area of Siberia

10日(火)の大利根自然公園移動運用で、一番遠くからコールがあったのは、UA9URF局でした(0727 UTC, 18MHz)。
ちょうど、アジア・ロシアのオビ川流域、9(8)エリアの東南のコーナーの地域に興味を持っていたので、その辺りのUA9U、ケメロヴォ・オブラストの局と交信できたのは、一つのめぐり逢いで、良かったです。
QRZ.COM では、ノヴォクズネツクという、ケメロヴォと同じくオビ川の東の支流のオミ川に沿い、ケメロヴォよりも南にある都市の局のようです。

先日来、アジア・ロシアのアマチュア局のコールサインのサフィックスの1字目に、何か法則性はないのかと眺めていましたが、それらしいものは推測できませんでした。ただ、Zで始まるところは、同じナンバーの中では端の方にあることが共通しているようで、0エリアではご存じのカムチャッカです。9エリアの場合は、東南の隅のアルタイ共和国に割り当てられています。その西北にあるアルタイ・クライは、Yです。
身近にあるカードにはZは見当たらず、人口が少ないので、未交信の可能性が大です。
写真の下左のUA9YAB局(1999, YJ0ACFとの交信、10, 18MHz)の写真がありますが、このアルタイの名の付く2つの地域は、オビ川の源流地域で、アルタイ山脈の西北の麓です。
同山脈の最高峰、ベルーハ山、4506mはアルタイ共和国とカザフスタンの国境にあります。
Img_2619s
今までアルタイ山脈がどこにあるかと探してみたことがありませんでしたが、日本語は「ウラル・アルタイ語族」に属している言語だということは、昔良く読んだり聞いたりしていました。もっとも現在では、この説はほとんど否定されているようです。
世界地図や地図帳などでは、ちょうど西のカザフスタン、東のモンゴルの間に中国が北へ伸びて、わずかですが、ロシアと接しているところなので、見つけやすいです。先日、ウラル山脈のことを取り上げましたが、ウラル・アルタイはどちらもアジア・ロシアに縁がありました。

サフィックスの1字目のAは、モスクワ、サンクト・ペテルブルグ、クラスヤルスクなど、エリアの主要都市に割り当てられていることが多いようですが、9エリアでは、ウラル山脈の東南のチェリャビンスク・オブラストです。その北のエカテリンブルグ、UA9Cの方が大きいようで、サッカーのワールドカップの会場にもなっていますが、シベリア鉄道のもともとの起点はチェリャビンスクだったそうです。
下には、エカテリンブルグから東へ、チュメニ、L、オムスク、M(N) のカードを並べてみました。
Img_2617s
MとYの間にOがありますが、手元にはカードが見つかりません。もしかしたら、ノボシビルスクは、オビ川流域の主要都市ということで、Aの代わりにOを充てたのかも知れないと想像しました。


2017年10月11日 (水)

Portable JAFF-0204, Otone PNP, Chiba 大利根県立自然公園移動運用

Kozaki is a small town in northern Chiba Prefecture besides the Tone River. The name means ”sacred promontory.” There is a hill protruding towards the Tone River, and the hill is the site of the Kozaki Shrine in a wood. The river and a few nearby hills in this vicinity form the area of the Otone (Big Tone) Prefectural Natural Park, JAFF-0204.

Img_2588s                 Kozaki Shrine
Img_2605s                 The hill of Kozaki sanctuary, 24m a.s.l.
I set up my antenna at the riverside and activated the reference yesterday, October 10, but had no luck as far as the DX propagation.

The 17m band appeared open to the western North America before local noon (03 UTC) and to Europe in the afternoon but the conditions were not as good to make portable stations heard in the target areas.
I could work three EUs and three OCs, but I called them during the intervals of my CQ calls. I received four calls from stations in Asiatic Russia.
As for JA, about 60 contacts were logged mostly on the 40m band.
Img_2593s                 A DJ4VM loop of 17m band size. It was usable for 40 and 20m by an ATU.
Img_2601s                 This area of the riverside is used for lighting of light planes on weekends.
                2m a.s.l. and bout 50km from the river mouth at Choshi City.
Img_2611s                  Looking downstream.
昨日、10月10日(火)は、千葉県立大利根自然公園内の神崎町の利根川河川敷でJAFF-0204のアクティベーションを試みました。土日は軽飛行機の飛行場になっているところでした。

18メガや14メガで根気よくCQを出しましたが、残念ながらオーバーシーはさっぱりでした。
CQの合間に呼びにまわり、EU3局、OC3局と交信しましたが、あちらから呼んでくるほどには飛んでいないようでした。
オーバーシーからのコールは、UA0と9から4回だけで、9月22日の比企丘陵にも及びませんでした。

JAは、お昼前後と夕方に少し、主に7メガで、概算60局くらい交信できました。
7メガも18メガサイズのDJ4VMループにATUで乗せていました。

設営中や休憩中に、犬の散歩の人が2~3人来たくらいで、静かなところでしたが、午後に草刈りが始まり、ちょっと騒音がありました。10月にしてはたいへん暑い日でしたが、風が無く、アンテナ設営には好都合でした。
各局、コールおよびスポット、どうもありがとうございました。
 

2017年10月 7日 (土)

本天沼の寺社 ATemple and a Shrine at Honamanuma

9月9日の記事「謎の乗瀦駅(2)」で、杉並区天沼の神社を紹介しましたが、そのときに、日大二高通りの北側の、本天沼の寺と神社の写真を積み残していましたので、紹介しておきたいと思います。
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          天沼山蓮華寺  Rengeji Temple, Honamanuma, Suginami-ku, Tokyo
室町時代の創建と伝えられるこの界隈では古い寺です。境内も広いようでした。ここには明治初期の貴重な文書が残っているそうです。
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          稲荷神社 蓮華寺の100mほど西にあります。
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          この5体の石仏は、本天沼ではなく、蓮華寺の脇から妙正寺川へ下る谷筋の道を東北に進み、早稲田通りを横切ってから、東へ家の方へ向かう途中の、中杉通り(鷺宮駅-阿佐ヶ谷駅)を横切るところにありました。うち一つの宝暦年間ものには、下鷺宮村という字がありますが、現在の住居表示では白鷺です。

2017年10月 3日 (火)

アジアとヨーロッパの境界線 The Boundary between Asia and Europe

アマチュア無線の世界での大陸の定義には、普通の常識とは少しはずれたところがあります。日本では、一般に、フィリピンやインドネシアは、アジアとされていますが、アマチュア無線ではオセアニア、大洋州に分類されています。

昨日は、先日のロシアのタイム・ゾーン調べの続きで、アジア・ロシアの主な都市の標準時とプリフィックス(厳密にはプリフィックスとサフィックスの1字目)を調べて、資料を作っていました。
その時に、UA9の最も西には、北から順に、UA9X, F (G), W, S (T) があり、これらは、ウラル山脈の分水嶺より西にあることが分かったので、ここでも、学校でも習う、アジアとヨーロッパの境界はウラル山脈という常識と違うのではないか、あまり人の気が付かないことを発見したと、ファイスブックに書き込んでみました。
その結果は、最近のルール変更にうといことを暴露して、少し恥をかきました。

2011年にARRLがアジア・ロシアとヨーロッパ・ロシアのエンティティーの範囲を変更し、UA9Xと F (G)はヨーロッパになっていました。指摘してくださったJA1BPA局、ありがとうございました。
http://cqww.com/blog/special-case-of-ua9-scoring/

本家ARRLのこの件の発表は、リンクが切れているようです。
また、ARRLやJA CQ誌附録ハム手帳のエンティティー・リストには注記がなく、普通の人には分からないようです。もっとも、ロシアは、アジアもヨーロッパも雑魚エンティティーなので、大方のハムには、ほとんど必要がないのも事実でしょう。
コンテストでは、JAの属すアジアか、それ以外の大陸かでポイントが違うことがあるので、多数の交信をこなすコンテスターには必要な情報でしょう。
また、当局などは、移動運用で、だいたいEUが何局できたかを数えますから、数え間違ってしまうことになります。

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身近にあるカードを漁ってみたら、UA9Fが2枚見付かりました。
どちらも"ASIATIC RUSSIA" と書いてあります。なお、ARRLでは、この変更は、2011年12月1日以降に適用としています。
UA9FAR局は、JAFF-0005, 秩父多摩甲斐国立公園移動(青梅市)、UA9FQS局は、ARLHS JPN-171, 犬吠埼灯台移動(銚子市)での交信で、あちらのCQを呼んだものでした。なお、UA9FQS局は、現在はRD9FDになっているようです。

UA9WとS (T) は、グーグルマップで良く見ると、ウラル山脈の南の端付近で、山脈中央の延長線から見ると、両側にまたがっています。また、UA9Wは、バシコルトスタン共和国(首都はウファ)で、ウィキペディアによると、主な構成民族は、ロシア人(36%)、バシキール人(30%)、タタール人(24%)、チュヴァシ人、マリ人など、ロシア人が半分以下なので、アジアとされているのでしょうか。

ちなみに、ロシアで唯一SOTAに参加している"R9U, Russia - Urals" のマネジャーは、RA9WJV局で、ウファの局です。
緯度が高く気温が低い地域での登山はたいへんだと思いますが、SOTA参加のおかげで、SOTA Mapでウラル山脈の様子が分かりました。中央地域、R9U/CE には高い山が少なく、UA9FのペルミからUA9Cのエカテリンブルグへの道は、そこを通っているようです。
なお、だいぶん前に記事で紹介しましたが、ロシアのプリフィックスを知るには、このブログの左の"Links - Useful Information" にリンクがある、EI8IC局のサイトのハム・マップスが便利です。
"Russian Interactive Prefix Map"
Home > Ham Maps > Prefixes 2 > Russia Interactive

2017年10月 1日 (日)

ロシアのタイム・ゾーン Time Zones of Russia

先週、22日の移動運用では、ロシアの9局と交信できました。
なかなか北米・南米とは出来なくて空振りCQが多かったのですが、これらのコールがあったので、少しは楽しめました。
このロシア局をプリフィックスとサフィックスの1字目で整理すると次のようでした。
UA3(RA3BY局)はJST午後2時台でしたが、それ以外のアジア・ロシアの8局は午前8時からすべて午前中でした。これらの局と時差がどれだけあったのか気になり、調べて右側に書き込んでみました。

UA0C(ハバロフスク・クライ)            2局  JST+1
UA0L(プリモルスキー・クライ/沿海州)   1  JST+1
UA0U (ザバイカリースキー・クライ)      1  JST+/-0
UA0R(S,T)(イルクーツク・オブラスト)     1  JST-1
UA9O(ノボシビルスク・オブラスト)         3  JST-2
UA3B(3A-3C)(モスクワ・オブラスト)       1  JST-6

今回は交信がありませんでしたが、UA9エリアの西側、UA9C, エカテリンブルグを含むスヴェルドロフスク・オブラストでもJST-4です。(9エリアの内、北西の端にあるコミ共和国、9X, だけはモスクワ時間のJST-6)
6時間となると、1日の4分の1で、時差が大きくなりますが、4時間ならそれほどではなく、交信の可能性も大きくなるのではないでしょうか。

まわりに積んでいるQSLカードの中から、UA9, UA0のあり合わせのものを取り出して、時差順に並べてみました。
その中に、JAFFの熱心なハンターで、現在、37ポイントで32位になっているUA0SFN局と、22日に交信ができたRA3BY局のカードがありましたので、入れてみました。

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上のカードは、RA0ZNを除き、すべてJAFF移動運用の交信のものです。

午前中のアクティベーションが多いSOTA移動の各局も、アジア・ロシアなら電波が届いている可能性がありますが、ロシアではSOTAはまだUA9W, ウーファ市周辺のハムが幹事となって、ウラル地方の山348山が登録されているだけなので、SOTAへの関心が低いと思います。時差は4時間のエリアのようです。

ブログ付属のウェブ・ページに、時差の一覧表など関連情報を加えましたので、併せてご覧ください。
 

2017年9月27日 (水)

天沼への道 Old Street to Amanuma, Suginami-ku

昨日、9月25日(火)は、「野方ホープ 中野店」というラーメン屋で昼食を食べ、ついでに前から気になっていた早稲田通りから例の杉並区天沼の日大二高通りへ通じる道を自転車で通ってみました。
思っていたより少し遠く、勘違いをしてうろうろしましたが、杉並区に入って間もなく、区立杉森中学校の先に入り口がありました。
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          The entrance to the street that leads to Amanuma. Wasedadori at right.
 
入り口の角には石仏が4つありました。庚申塔が一つ、地蔵塔が二つ、阿弥陀仏塔が一つです。
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説明の看板によると、一番古いのは庚申塔で、元禄十年(1697年)の銘があるとありますが、残念ながら読み取れませんでした。
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          Koshinto erected in 1697.
後の三つも1710年から1722年のもので、全部が相当に古いものです。やはり古くから人が通っていた大切な分かれ道であったことを示しているようで、来てみて良かったと思いました。
前に紹介した松山通りとの交差点までは、おそらく昔のままの狭い道で、一方通行になっていました。
 
おまけです。マグネティック・ループでしょうか。これなら敷地の端にあるタワーでも、エレメントがはみ出しませんが、向う側の空間がもったいないような気もします。
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2017年9月23日 (土)

Portable JAFF-0216 Hiki Hills PNP 比企丘陵自然公園移動運用

Higashimatsuyama City lies about 40km northwest of my home in Tokyo. The name means East Pine Mountain in English. The western part of the city comprises low hills that form the western fringe of the Kanto Plain. Monomiyama, meaning Lookout Mountain, is 135m high above sea level and in the Hikikyuryo, Hiki Hills, Prefectural Natural Park, JAFF-0216, in Saitama.Prefecture.
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Went there to activate this JAFF reference yesterday, September 22 local time. It was the third time after September 2016 and March 2017, but I departed home much earlier with contacts with North and South American stations in mind.
A loop of 17m band size was set on top of my car. Was running about 40 watts out by IC-7100 relying power from a lead battery.
Img_2509s          Looking northeast, to NA direction.
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          Looking northwest.
I worked on the higher band, 17 and 20 meters, quite patiently but band condition was not favorable and I ended up logging only 2 contacts with W stations, K7ZO in Idaho and N9RV in Montana on the 20 meter band after 02 UTC. Considering the low sunspot numbers of these days, I may have to content with having contacts with NA.
I logged 8 Asiatic and 1 European Russian stations and 1 each Chinese and Korean station. That made the total number of oversea stations 13.
The 40 meter band was used after lunch for JAs and 18 QSOs were logged making the total of domestic 22 Q’s including 17 and 20m bands.
I listened to the IBP beacon frequently to know which band was better, but I do not know it was useful since the conditions appeared unstable and subject to change in short time.
I also checked the reports in the reverse beacon network too.
The excerpt of the reports from NA skimmers is shown below.
 
Sept. 21   N6TV  18084  6 dB  22:59z
                VE7CC 18084  5 dB  22:59z
                KU7T  14044  7 dB  23:07z
                N6TV  18084  3 dB  23:40z
                K2PO  14044 10 dB  23:50z
 
Sept. 22   W7HR  18084  9 dB  00:01z
                VE7CC 18084  8 dB  00:31z
                K2PO  14044 15 dB  00:47z
                KU7T  14044 10 dB  00:51z
               K2PO  14044 25 dB  01:32z
               K2PO  14044  2 dB  01:59z
               K2PO  14044  5 dB  02:14z
 
As I was tired and it was forecast that it would start raining late in the afternoon, I chose to leave the site before the best time for European hunters.
Many thanks for the callers and spotters and hope to see you again under the better band conditions.
Mot, JP1QEC, one of the leading activators of SOTA in Japan, was very kind to visit the site early in the morning, and we had a nice chat over antennas and other topics. Many thanks, Mot-san.
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東松山市は我が家の北西、約40キロのところにあり、関越道を利用すると1時間ほどで行くことができます。昨日、9月22日は、比企丘陵県立自然公園、JAFF-0216、の中にある物見山公園へ移動運用に行きました。
0740Jころからオンエアし、1500J 過ぎにQRTしました。練馬出口で渋滞があって帰りは2時間かかりました。
 
昨日は3回目の場所でもあり、我ながらあきれるほど根気よく、18メガ、14メガに出て、NA/SAができないかと頑張りましたが、結局、14メガでK7ZO (ID), N9RV(MT) の2局とできただけでした。
UA9/0 が8局、UA3 が1局(午後)、BYが1局(午後)でした。
今日は、ビーコンを聞いては、W6が聞こえるとそのバンドでCQを出し、スマホでリバース・ビーコンに出るか見たりしましたけれど、コンディションが安定しないので、ビーコンが聞こえても、少しあとにはだめになっていたかと思います。
RBNでたまにNAに拾われてもSNRは交信は難しい1桁どまりのようでした。
ボーズで無かったのがせめてもの慰めでした。
秋分の日も近いのにこの状態で、今年は本当に厳しい年のようです。
 
1240Jころから13Jころまで、7メガに出てJA 18局、 HL 1局と交信できました。
こちらは幸いに3エリア以遠、北は8エリアと開けていたようで、割にログが早く進みました。
ハイバンドでのJAも含めて、トータルは35Qでした。
途中、小雨が少し降ったものの、QRTまでなんとか持ち、風が無くてループが回る心配もなく、気象条件は良いほうでした。
 
JP1QEC, Motさん、早朝のアイボールとフェイスブックへの写真入りコメント、どうもありがとうございました。
JA1VVH, JA1VRYほか各局、QSOとスポットどうもありがとうございました。
 

2017年9月20日 (水)

飛鳥山続編 Asukayama, Kita-ku, Tokyo

その後日が経ってしまいましたが、9月10日に行った飛鳥山周辺には古代、中世ばかりでなく、近世、近代の歴史に関わるものがいろいろありますので、写真若干を紹介しておきます。
岩槻街道は、将軍が日光東照宮参詣のために通った日光御成道で五街道に次ぐ脇街道だったそうです。その一里塚と二本の榎が残っています。諸街道の整備は江戸時代の初期、17世紀のことで、ここのように榎が対の形で残っているのは珍しいそうです。(写真の右、歩道の脇にもう1本の榎がありますが、写っていません。)
 
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先日の記事でも触れたように6代将軍徳川吉宗が飛鳥山に桜を植えました。まだ在職中の元文2年(1737年)に作られたその記念碑があります。石碑はたくさんありますが、280年も前のこのように立派なもものは少ないと思います。
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桜の公園の東京側の隣接地には、明治34年(1901年)から昭和6年(1931年)まで渋沢栄一が住んだ渋沢家飛鳥山邸跡です。本宅は大戦の空襲で焼失しましたが、図書室である青淵文庫と離れの社交・応接室である晩香盧が残っています。
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渋沢栄一は明治初期から民間にあって約500社にのぼる会社、銀行などの設立、経営指導に携わったそうですが、初期のものの一つが洋紙の製造会社で、これが王子製紙株式会社になりました。最初の洋紙工場は、今の王子駅の前にあったそうです。住宅地としての環境だけでなく、そのことも飛鳥山に住んだ理由だったのかも知れません。

2017年9月17日 (日)

ローカルクラブの公開移動運用

参加しているローカルのアマチュア無線クラブでは、毎年11月に地元の区の子供向けお祭り行事に参加して、公開移動運用をしてきました。
今年は、区の都合で時期が早くなり、昨日、9月16日(土)になりました。
お天気が心配で、設営も最小限度にしました。お昼ごろから雨粒が大きくなってきたので、午後1時ごろに終わりました。Img_2501s_3
恒例の子供ラジオ製作教室も開きました。写真ではかなり人だかりがしていますが、見にくるだけの子供も多かったようです。
コールしてくださった各局どうもありがとうございました。
当局は、7メガCWで2回、30分ほど運用し、20局ほどログしました。JCC 100114, PK-125を送って、クラスターへのスポットがあればたくさん交信ができるかもと期待しましたが、アンテナが低くて信号が弱かったためか、そうは問屋が卸しませんでした。
区の都合で、お祭り行事はしばらくお休みとなるようです。昨日も参加者は5~7名と少なかったのですが、再開のころには人がいるでしょうか。
 

2017年9月12日 (火)

古代の豊嶋郡郡衙と中世平塚城(2) The Site of Ancient Toshima County Government

日曜日の散策レポートの続きです。
実際には、地下鉄南北線の西ケ原駅から、まず古代の豊嶋郡郡衙跡といわれる滝野川公園に行きました。
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          表の大通りからあまり遠くないところに、御殿前遺跡の碑があります。
                     The sign of the Gotenmae Remains. There was the government of Toshima County, Musashi Province during the ancient era.
 
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          複合的な遺跡だそうですが、平安時代の建物の跡は郡衙と推定されているとのことです。
公園は普通のもので、テニスコートや体育館もありますが、郡衙の遺物は何もありません。
飛鳥山公園の北区の飛鳥山博物館へ行けば、出土品などがあるようですが、隊長のコースには入らず、今回は行きませんでした。
 
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公園の隣地、東南の都心寄りに平塚神社があります。ここが中世の平塚城のあったところとされています。豊嶋氏の本拠地でした。  Hiratuska Shrine, Kita-ku, Tokyo. There was the Hiratsuka Castle here in the medieval age.
 
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本殿の奥は入れないようになっていますが、甲冑塚とも鎧塚ともいわれる塚があるそうです。平らなので平塚という地名の元になったといわれています。
源義家にちなんだ伝説がありますが、私見では、古墳だったのではないかと思います。崖のすぐ上なので、侵食が進んで平らになってしまったのではないでしょうか。
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                    The backyard of the Hiratsuka Shrine, near the Takinogawa Park.
 
昔、世田谷区の等々力に住んでいたことがあります。等々力も、多摩川に臨む台地の縁で近くには等々力渓谷がありますが、台地の縁、渓谷にも近いところに野毛大塚古墳という古墳があります。
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          北西へ行ったところにある飛鳥山公園を過ぎると、石神井川の渓谷、音無渓谷があり、現在は親水公園になっています。写真は親水公園から王子神社(王子権現)に上がる参道です。  Steps to Oji Shrine from the Otonashi Gorge.
昔の街道はこの右手の渓谷から低地に出たあたりで川を渡り、神社の東側を上っていたのですが、昭和5年に渓谷の上を真直ぐに渡る新しい音無橋とバイパスができました。このため、写真の左側、神社の北西を街道が通っています。
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          音無橋の上から都心方面を望む。正面が飛鳥山公園。下に音無親水公園があります。 Asukayama Park from the Otonashi Bridge.
熊野本宮大社は、元は熊野川と音無川が合流するところの中州にあり、参拝をするためには音無川を歩いて渡って身を清めなければいかなかったそうです。このことから、王子権現に対して石神井川を音無川と見立てて、王子権現の辺りの川が音無川という名前となったようです。
ところで、「乗瀦駅」の読み方については、「あまぬま」説に分があるように思いました。なぜなら、「あまぬま」は、字はいろいろで、天沼、尼沼、甘沼などありますが、これらは原則として当て字と考えるべきで、字にかかわらず、地名として「あまぬま」はかなりあるものです。
一方、「のりぬま」という地名はネットで見る限りでは例が見当たらないようです。糊のようにねばねばした沼とか、海苔が生えている沼とかいう説もちょっと無理があると思います。
同時代の文書に、「乗」を「あま」、「あまり」と読ませる例があるとのことですから、それなら地名として自然な方に読むべきでしょう。
 

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